金時山から小田原まで
11月23日、冬が訪れる前にまだ紅葉の残る箱根を歩いて来ました。
参加者は三沢亘、富永秀明、そして私(穂坂徳雄)です。
御殿場線の始発下土狩駅6時8分三沢さんと私が乗りました。そして次の駅納米里で冨永さんが乗りました。
富永さんの服装はモンベルできめてます。今は風格が出てきました。
御殿場駅にてお弁当を買いこみタクシーで乙女峠入り口へ。7時40分登山開始です。
8時0分乙女峠到着。
富士山が遮るものなくはっきり見えました。今日は最高の登山日和になりそうです。
急坂を登り長尾山に8時20分着。
8時45分金時山着。この時間に大勢の人がいました。
休憩もそこそこに明神ヶ岳を目指す。コースタイム2時間5分と書いてありました。
9時半矢倉沢峠着。来た道を見上げるといいもんです。
ここからは、ほとんど登山者はいません。
熊笹の間からまたに見る箱根景色が、箱庭的で素晴らしいです。
林間から解放され日向がなんともいえません。ここから明神ヶ岳の雄姿が一望できます。
たいへんつらく長い道を経てやっと明神ヶ岳へ。栗田恭子さんが道了山から来ると言っていたので期待していましたが、
時間がずれたのでしょうか、会えませんでした。明神ヶ岳の手前では「恭子、恭子」の連呼でしたが残念、テンション下がりました。
11時20分登頂。金時山ほどではありませんでしたが、おおぜいの人です。金時山から2時間半かかりました。
コースタイムはかなり厳しいです。
食事をして明星ヶ岳へ向かいます。11時40分発。
途中さもない人にぬかれました。まだまだ修行が足りないようです。
12時半明星ヶ岳着。休みなくいっきにきました。この山頂はさもないものです。気がつかない人もいます。
塔の峰へ向かう途中、箱根登山鉄道のレールのきしむ音がしきりなしに聞こえました。電車も坂に苦労してるようです。
900メートルの林道に入る前、本当にきびしい下り坂が有り疲れ切った足にはたまりませんでした。
14時塔の峰到着。その手前では丹沢連山が一望出来素晴らしい景色です。
ここから小田原へ向かう人はまずいません。ほとんどは、塔の沢へ下りて行きます。
林野庁の職員くらいしか使わないだろうと思われる道を下ります。
塔の峰から30分で林道と合流、この舗装道路は足に負担のかかる微妙な傾斜で歩きずらいです。
小田原の水源地。ここからは住宅も有り、緊張感も抜け駄話をしながら右手に箱根、左手に厚木風祭線を見ながらだらだら歩きました。
みかん、柿が採る人もなく枝にぶら下がっていました。
北条早雲の城の空堀跡の歴史的史跡を見ながら行くと、私が卒業した小田原高校があります。38年の歳月流れています。
100段坂と呼ばれる坂を下りると小田原駅の新幹線口に出ます。いよいよビールとの対面です。4時20分着。
キヨスクでビールを買い、早速飲みました。美味しいの一言です。
三島に着いてからは、例の一番亭で今日一日の反省会です。まだまだ飲めました。
これからは冬山シーズンです。いっそうのトレーニングをして臨むことを誓い一日を終えました。
このコースは、箱根とはいえきついですよ。
http://photos.yahoo.co.jp/bc/fuzimirodo/lst?.dir=/b13d&.view=t
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