登った山:八ヶ岳「本沢温泉」(2150m)

メンバー:三楽サバイバルチーム(本田さん・山寺さん・杉沢さん・関)

2003年 2月1〜2

初日はピーカン 天狗岳を望む

 スタート地点からすでに酔っ払っているメンバー、これで果たして温泉まで
着くのだろうかと心配しながら出発。   

 天候はピーカン。でも寒い。
登山道は昨年のラッセルコースはやめ、一般的な稲子湯からしらびそ小屋を経由。

しらびそ小屋前にて休憩中の一場面
 「酔っ払った座頭市が善人を誤って切る

先日の爺ガ岳とは違いトレースが付いておりワカンが無くても大丈夫でしたが
先週の鈴鹿で懲りた私は初めてワカンを使用。
ウエイトが重い分、沈む量は多いが楽だった。
しかし何度もワカン同士を引っ掛け前に転倒。
後続のメンバーに「何アラーの神に祈りを捧げるのか?」と何度も言われる。

みどり池で天狗岳をバックに 山寺 本田 杉沢

目的地に到着後すぐテント場ではなく露天風呂の近くにテント設営。
ここだけの話、これは温泉にすぐいけるという理由の他にビバークと言うことにしてテント場代を浮かそうと言う魂胆。
テント場代と温泉入浴料合わせて一人千円だそうだが結局払わずじまい。
こんなモラルの無いキャンパーでいいのだろうか?

雪に囲まれた日本最高所野天風呂で一杯

まず日本最高所の露天風呂に入る。
そこは脱衣所もないため脱いだら湯船にドボン!
上がる時も一瞬にして凍り付いてしまうのでモタモタしていられない。
もちろん我々以外に入る人などいない。

野天風呂から見上げる硫黄岳もすばらしい

夕食はシェフ本田の特製おでん。
やっぱり寒いときはこれに限る。
本田さんありがとうございました。

食後、今度は内湯に入る。
ここは脱衣所はあるが泉色が茶色で底に泥のようなものが溜まっている。
予想はしていたが無銭入浴者なので途中で電気が切られ真っ暗。

 

 

山寺さん     関さん       杉沢さん

外の気温は夜7時でマイナス19
たぶん夜中は20を越しただろう。
テント内はストーブを付けている時はいいが夜中は極寒の世界。テント、シュラフともバリバリに凍る。
翌日は雪が降る中、早めの下山。
稲子湯に入って帰途に着く。
スタートからゴールまで飲みっぱなしの山行でしたがこれが三楽流だからいいのでしょう。
来年は昨年のコースをそりをひっぱって行こうと決まりました。そりに乗って下山しようと

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