AM.9.41 新窪乗越に着いた。少し前に先に着いた夫が「山伏に行っている」とどなっていた。大谷嶺に行く予定だったがお天気が持ちそうなので変更したらしい。サラサドウダンが白にピンクの縁取りをした花を咲かせていた。これが咲いているのを見た覚えがないので今の時期に来たことがないのかもしれない。 休んでいると、霧が流れてきて雨になった。カッパを着て山伏方向に歩き始めた。
H.21.6.14
AM.11:50 やっと山頂に着いた。夫を1時間ほど待たせたようです。こんなにあるけなくなっている。 水分をとり、12:00に山頂を後にした。帰りは雨に降られてしまった。
行き先が二転三転して、結局大谷崩れから山伏に行った。AM.7:29 大谷嶺登山口から登り始める。お天気が良くなく、上のほうは霧の中で何も見えない。いつ行っても崩れた土砂で変わっている登山道を登っていく。
ネットで調べると、家の庭に咲いているアベリアと同じスイカズラ科の植物であることが分かった。アベリアはハナゾノツクバネウツギという仰々しい名前も持っている。花を良く見ると大きさは違うが良く似ている。
御夫婦はウラシマソウと言っていたが、本によると、ウラシマソウは花の先が糸のように伸びている。花のように見える仏炎包が紫褐色なのでムラサキマムシグサなのではないか。 ちなみに、茎の模様がマムシに似ているのでマムシグサと呼ばれている。
7:29
前は堰堤を過ぎると、水場が現れたが、水場のあった谷すじは崩れてきた土砂に埋まり、なくなっている。 新しく踏まれた道を直登し、左側に付いたジグザグな滑りやすい道を登っていく。 霧が出ていなければ大谷崩れを見ながら登るが、今日は2,3m先は殆ど見えない。道の脇に、ヤブウツギがピンクの花をつけていた。 沢山咲く、フジアザミはまだ葉っぱが少し出ているだけだった。 (タニウツギだと思っていたが、タニウツギは本によると日本海側に生育するとあるので、ヤブウツギなのかも)
このあたりから、富士山でよく見かけるフジハタザオが咲いている。富士ではないので、ただのハタザオなのか。花の咲き終わった部分が延びて旗竿のようになる。 調べたところ、ハタザオは茎が長く延びていたので、これはフジハタザオでいいのかもしれません。
ギンリョウソウ(銀竜草)を見つけた。葉緑素を持たない植物で、ユウレイソウとも言われている。まだ見たことはないがシャクジョウソウというもう少し背が高いものもあるそうだ。
8:18
AM.7:57 扇の要の堰堤に着いた。脇の木の祠には手作りのお地蔵さんが祀られている。
マイズルソウが咲いていた。葉っぱの形から、鶴に羽根を連想したようだ。
マイズルソウが群生していた。
駐車場で会った御夫婦がしゃがんで写真を撮っている。イチヨウラン(一葉蘭)だと教えてもらった。教えてもらわなければ素通りしてしまいそうな所に三輪咲いていた。名前のように茎の付け根に一枚の葉が付いている。残念ながらピントが合っていない。帰りに探しながら下りたが見つけられなかった。
ヒメイワカガミの咲いている斜面を下り、もう一山に取り付く。下に白い花が沢山落ちている。上を見上げるとシロヤシオに木にまだ花が残っていた。山伏でシロヤシオを見るのは初めてで、やはり、この時期には来ていない。 満開のシロヤシオを見たかった。途中で会ったおじさんが今年は散るのが早いと言っていた。
一山越える岩肌にヒメイワカガミが咲いている。もう時期が遅かったようで、咲き終わった花が多かったが、きれいな、かわいい花をつけていた。一面に咲いている時も見たような記憶がある。
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