新八重山諸島5島めぐり3日間

H.22.12.22〜24

AM.4:18 東名大井川からバスに乗り、中部国際空港に少しおくれて6:55に着いた。(8:50ーーJAL3251ーー11:20那覇空港12:30−−JTA607−−13:35石垣空港  石垣島は気温20度の初夏の気温だった。

はいむるぶしとは、南群星のことで、南十字星を中心とした南に群れている星を意味する。  1979年にオープンした沖縄リゾートホテルの先駆け的施設である。

リゾートホテル はいむるぶし

「ちゅらさん」の民宿(こはぐら荘)

竹富港ーー小浜港(20分)

水牛車 三線の音色と共にガイドをする。

大原港ーー竹富港(40分)

呼吸根がたくさん出ている。

台湾から連れて来られた、大五郎と花子のひとつがいから繁殖した水牛たちが牛車を引いている。  三線を引くおじさんとの言うことをよく聞く。

水浴びする水牛

西表島は、八重山郡竹富町に属する島。八重山諸島最大の島で、県内では沖縄本島についで2番目に広い。面積は289.27Ku。90%が亜熱帯の自然林で覆われ、川もおおい。 天然記念物のカンムリワシ、イリオモテヤマネコなどが生息する。島内のいたるところに「山猫に注意」の看板があり、ヤマネコ専用のトンネルを道の下に作っている。現在100頭くらいしか生息していないようで、絶滅危惧種に指定されている。 

小浜港ーー西表島・大原港(30分)

ランドカーでホテルの敷地内をぐるりと周っててみた。

2日目

石垣港ーー小浜港(30分)

喜舎場邸 三線の演奏や三板を使って演奏に参加し、お土産に沖縄の踊りを教えてもらい一緒に踊った。

三板(さんば)は、三線や太鼓と共に沖縄民謡には欠かせない楽器で、カスタネットのような乾いた音がする。

八重山諸島は、石垣島、小浜島、西表島、鳩間島、波照間島、新城島(あらぐすく)(上地島、下地島)、由布島の石西礁湖周辺の島々と西に離れた与那国島の合計10の有人島と周囲の無人島からなる島興群である。有人島8島を遠方から眺めると八重に重なってみえるとの伝承によりなづけられたとされる。

宮里藍さん似の添乗員・喜納さん

なごみの塔 文治2年壇ノ浦の海戦にやぶれた平家の落武者赤山王はこの地に漂着しここを要害とした。ここを赤山丘とよび子供達の遊び場になっている。塔から見た赤瓦の屋敷。

24年前に小浜島に来て、島に魅了され21年前小浜島に移住したつちだきくおさん。 

サンゴは刺胞動物門花虫網に属する動物(サンゴ虫)のうち、骨格を発達させる種である。宝石になるものや、さんご礁を形成するものがある。石灰質で透間の多い骨格を作るもののなかで、成長の早いものはさんご礁を形成する。これは造礁サンゴと呼ばれる。多くは群体であり、一個の固体からなるものは単体サンゴと呼ばれる。  褐虫藻という藻類を共生させ、光合成産物を供給されているので、光が充分でないと成長できない。

西表島の夕焼け

展望台からの島の風景

大岳 99m(島で一番高い所)

ミンサー織り

石敢當は、魔よけの石碑、石標で、T字路や三叉路などの突き当たりにこれを置いて、魔物の侵入を防いだ。

美女クヤマの生まれた家。「安里屋ユンタ」に歌われた美女クヤマは、過酷な人頭税の時代に横暴な役人の求愛を拒んだ。

皆治浜星砂のある場所である。海草に付着した有孔虫(ホシズナ)の遺骸が砂浜に打ち上げられたもので、幸福をもたらすと言われている。 また、「大蛇に食べられた星の子供の骨が流れ着いた」という悲しい民話も伝えられている。

竹富島は石垣島の南西6、3Kmに位置する。 面積5,42Kuの琉球石灰岩からなる。木造赤瓦の家(カーラヤー)と白砂を敷き詰めた道という沖縄古来のたたずまいを見せる。星砂 ミンサー織り、種子取祭が有名。

大見川は海に流れ出る河口まで渓流が続き、そこからドスンと海に注ぎ込む。  所々にポットホールと呼ばれる自然の穴がある。夏になると地元の子供達の遊び場になる。  マングローブの散策コースもある。

大見謝ロードパーク

由布島は西表島に隣接する島。海流によって堆積した砂でできた島で、面積0.15Ku、周囲210Km、人口は23人。  島内には、熱帯植物園があり、その中のチョウチョウ舘には、オオゴマダラの黄金のさなぎがあり、午前中に羽化したチョウがぶら下っていた。

ちゅらさんばし旅ぬかろい(小浜港ターミナル)旅ぬかろいとは旅人の幸せと安全を祈ると言う意味です。

睡蓮の池

水牛の池

あちこちにハンモックがつるされている

チラガー(豚の顔皮)

ちびて(豚足)

川平観音堂

石垣島は八重山諸島の中心地で、面積は222、6Ku。沖縄県で3番目に広い。

3日目

モンパの花と実  海岸沿いや岩場に自生し、潮風に強い常緑の小高木。昔は水中眼鏡の枠にしていた。

マイクロバスで小浜島内をぐるっとまわった。昔はシュガー道路の両側はサトウキビ畑だったが、今は牛に押されて牧草地が目立つ。

サトウキビ畑の花が咲くと刈り入れのときです。1月から3月まで島中総出でクワを持って刈り取り、製糖工場がフル稼働になるそうです。  サトウキビ畑を見ていたら、昨日のつちださんの「軽トラックに乗って」という歌を思い出した。サトウキビ畑のおじいと仲良くなって軽トラックを借りて、島を一周しようという歌です。男の子は運転席、女の子は荷台で、時速20Kで走り、  荷台の女の子に「落ちるなよ。」と叫ぶ。

森田邸 八重山の典型的な士族の屋敷

川平湾は湾口をふさぐように横たわる小島(くじま)をはじめとする小さな島が点在し、海中には数多くの造礁さんごが群落をなしている。

ホテルを出て、小浜港から石垣島に渡り、ショッピングプラザに寄って、石垣空港へ。飛行機も順調にとんで、那覇空港で添乗員と別れ、中部国際空港にPM.2:05に着いた。 最初のバスに乗っていたガイドさんが「パスポートのいらない海外旅行だと思ってください。」と言っていたように、ハワイと同じ緯度にあり、冬でも本土の春や秋のような気温で、過ごしやすいところだった。

ホテルで夕食。今日は、鍋料理と焼肉のどちらかを選ぶと言うので、焼肉を頼んだ。シャコガイのお造りと石垣牛の握りをオプションで頼んだ。

ドラゴンフルーツ
(サンカクサボテンの果実)

マングローブとは、熱帯、亜熱帯の遠浅の海岸沿いの砂地に海水の塩分濃度に耐えられる樹木が多数集まって作る樹林のことをいう。 ここでは、ヤエヤマヒルギの樹林が広がっている。

イリオモテヤマネコは野生のネコで、足が太く短い。家猫より少し大きい。夜行性。

沖縄では豚は「食べないのは鳴き声だけ」といわれるように、すべて料理してしまう。

大浜邸 建物の間取りが3番座まである広めのつくりになっている。

牧志邸 医院開業のため2年の歳月をかけて建てた八重山を代表する赤瓦建築

石垣家 海人の家(ウミンチュヤー)
 海人とは漁師のこと

石垣やいま村 古きよき八重山の家並みを再現したテーマパーク。

アダン(タコノキ) ヤシガニの好物

スターフルーツ

グラスボートに乗りさんご礁を見に行く。

ちゅらさん展望台

沖縄料理の昼食

由布島には、水牛で渡る。

グルクンの南蛮漬け  グルクンはタカサゴと呼ばれ体が青緑色で水揚げされると赤色に変わる。