2023.8.13
長野県下伊那郡阿南町和合に伝承される風流の一種で、盆の神仏供養を目的として、8月13日から16日に行われる。約280年前から伝えられ、林松寺、宮下家(念佛踊りを伝承した家)熊野神社の3ヶ所を舞台に、庭入り、念仏、和讃で構成される。13日は熊野神社で庭入り、和讃、念仏を行い、宮下家、林松寺に向かう。
紙のシデをつけた菅笠を深くかぶった裸足の踊り手が、念仏や和讃を唱えながら太鼓、鉦、ヒッチキの激しいリズムに合わせて躍動的に踊る。
ヒッチキ・ヒッチキと呼ばれる踊り手がヒッチキ棒と擦りサラサで激しく踊る
庭入り・太鼓や鉦に合わせて、体をぶつけ合いながら飛び跳ねる。
念仏・古老が唱える念仏に合わせて静かに太鼓を打つ。
和讃・音頭取りの唱えに合わせて太鼓を打ち、体を振りながら復唱する。