2022.9.25

豊田市 稲武町

八幡神社のスギ・ヒノキ合体木

豊田市大野瀬町宮ノ腰梨野にある大野瀬神社に向かう。愛知、長野、岐阜の3県が接する愛知県側が大野瀬である。国道153号と別れた県道20号を進み、梨野集落にある。少し迷ったが、鳥居から大イチョウが見える。石段を上り、拝殿の手前の境内にイチョウが立っている。境内には黄色に熟した銀杏がたくさん落ちている。

大野瀬神社のイチョウ

小田木八幡神社のスギ

愛知県豊田市稲武町宮ノ平にある八幡神社の向かう。黒田川と名倉川の合流点の南東、旧稲武町中心部を見下ろす高台に稲橋八幡神社が鎮座する。入り口が分からず高台の消防署で道を聞き、車の入れない道を下りると、神社があった。拝殿のすぐ手前、参道石段の正面に大杉が立っている。その横にはヒノキが立つ。今のところ合体していないようだ。下に降りていくと、八幡神社の石柱がたち、道標もあった。

豊田市夏焼町東尾に向かう。名倉川沿いの国道257号を北上すると、民家の影にヒイラギの看板が見えた。ヒイラギの葉のとげは古木になるとなくなる。全枝が苔に覆われている。案内板には地上2mで13本に分枝して、半球状に広がる。絶滅危惧種のカヤランが着生している。とあったが、見つけることができなかった。

大野瀬の子持ち桂

社殿のすぐ前の石段の両側にが立っている。ともに名木指定(第277号)を受けている。左の方が太く、円錐状に広がる根が印象的である。

樹高 30m
目通り幹囲 5.3m
樹齢 不明
豊田市指定天然記念物

豊田市富永町貝内にある富永神明社に向かう。国道153号小田木信号を北に向かうと、富永調整池に突き当たる。更に高みに上ると、名古屋市の郊外学習センターがあり、400mほどで、神明社の鳥居がある。なぜか鳥居の石段は囲いがしてあった登れない。少し戻り、坂道を上がると大杉が聳えている。境内には「夫婦杉」と名付けられた大杉や、イチョウの木もある。

富永神明社のスギ

樹高 45m
目通り幹囲 6.2m
樹齢 500年以上
豊田市名木 第271号

豊田市小田木町シッタキにある小田木八幡神社に向かう。小田木川右岸の山裾、川床より20mほどたかいところに鎮座する。社殿の手前に大杉3本並ぶ。幹囲5mにややかけるが、豊田市の名木(第270号)に指定されている。石垣の下縁には大杉が立っている。根張りが立派で、やや傾いている。

大野瀬神社のスギ

樹高 9.5m
目通り幹囲 2.0m
樹齢 不明
豊田市指定天然記念物

東尾のヒイラギ

樹高 40m
目通り幹囲 6.2m
樹齢 700年
豊田市指定天然記念物

樹高 50m
目通り幹囲 5.2m
樹齢 推定400年以上

樹高 38m
目通り幹囲 7.1m
樹齢 600年以上

豊田市大野瀬ヤナジにある大野瀬の子持ち桂に向かう。国道153号の道標にしたがって林道に入る。カツラ歩道入り口がある。前に来た時はここから歩いたが、今回は林道を進む。暫く舗装の無い道だが、やがて舗装路に変わり、子持ち桂の上の道に出る。黄葉はまだ始まっていなく、緑の葉を茂らせている。美しいカツラだ。