2022.10.23
次の場所に移動する道沿いに「団子スギ」の看板を見つけ、寄っていくことにした。恵那市明智町大真菰にある。団子スギの名はこの樹形による。地上3mで幹が38本に分かれている。樹形はまさに「団子」のように球形になっている。2005年撮影の写真は、お団子の様だが、今回は1本の幹が折れ、隙間ができてしまっていた。片付けられていなく、周囲の柵のロープも壊れていた。すぐ近くには明智城の水源とされた沼もある。
恵那市上矢作町島にある八幡神社に向かう。上矢作川左岸の島集落東端。木工所(分かりずらい)のところを右の山道に入ると、すぐに獣除けの柵があり、入れない。柵を乗り越えて、右方向に道を進むと、八幡神社があった。大杉は社殿の背後に立っている。緑の苔に覆われている。周囲には数か所根際に穴が開き、空洞ができているようだ。帰は柵と塀の金網の間が簡単な留め金があるだけなのを見つけ、簡単に出ることができた。
岐阜県恵那市明智町杉野字長久保にある八幡神社に向かう。明智鉄道野志駅から直線で東に約1.2km、杉平集落の北東山裾に八幡神社が鎮座する。社殿の端、向って左側に大杉が立つ。2幹に分かれ、最上部まで葉をつけている。2本の合体木ではないかと書かれていたが、1本が2幹に分かれているように見える。
観作りのサザンカ
大馬渡(おおばど)に向かう途中、大馬渡峠に出る。峠は中馬街道の3代難所のひとつで、馬頭観音、中馬観世音などの、石仏たちが祀られている。
恵那市上矢作町漆原大馬渡に向かう。矢作川の支流村上川と高波川がつくった二つの谷を県道33号線が結ぶ。県道沿い、峠の集落が大馬渡である。峠近くの旧家の庭に大杉が立つ。入り口に立っている杉も大きかったが、庭に入らせていただいて、奥に進むと、大杉が立っている。周囲に竹や他の木も繁っていて、全体像が見えない。ご主人の話ではヤマザクラが着生していて、2018年に花が咲いて初めて分かったという。結構太い木に育っている。杉のてっぺんには下から伸びた竹の葉がそよいでいた。
次の所に行く途中、大坂町山ノ田にある松月寺の「イロハモミジ」の看板があり、寄ることにした。松月寺の中に小原稲荷があり、その駐車場奥にイロハモミジが立っている。近くを通った婦人がその場所を教えてくれた。まだ紅葉は始まっていなかったが、秋には境内の紅葉祭りがあるそうです。
漆原神社の杉
樹高 不明
目通り幹囲 6.8m
樹齢 不明
恵那市指定天然記念物
愛知県豊田市観作町正野平に向かう。個人宅の庭先にたっているサザンカだが、枯れてしまっていた。根元より胸高の部分が太く、地上2mで枝が8本に分かれている。樹高 約7.1m、目通り幹囲 約2.2m、市指定天然記念物になっているが、枯れてしまったことは残念です。
恵那市上矢作町漆原にある漆原神社に向かう。大馬渡峠を国道257号に向かって下りていくと、国道に出る所の左側にある。社殿の右側の石垣を取り込んで、大杉が立っている。数人が社殿の屋根に上り、杉の枝や葉を下に落としていた。
樹高 17m
目通り幹囲 7.9m
樹齢 推定700年
恵那市指定天然記念物
樹高 18m
目通り幹囲 5.5m
樹齢 推定1000年
岐阜県指定天然記念物
大馬渡の大杉
杉平八幡神社の大杉
小原稲荷のイロハモミジ
団子スギ
樹高 41m
目通り幹囲 7.4m
樹齢 伝承600年
上矢作町指定天然記念物
樹高 不明
目通り幹囲 5.1m
樹齢 不明
島の大杉
樹高 12.0m
幹囲 3.7m
樹齢 300年以上
豊田市の名木