妙義神社のイチョウ
樹高 24m
目通り幹囲 4.7m
豊田市指定天然記念物
2023.1.9
中当神社のスギ
愛知県豊田市中当町蔵元にある中当神社に向かう。国道257号線を旧稲武町に向かって進むと、右側に鳥居が見えた。2012年に訪れた方は、「大杉の樹冠が見える。」とあるがスギは見えない。石段を上がると、鳥居と拝殿の間に切株があった。切られてしまったようだ。切株に空洞や腐ったような跡はないので、ひょっとしたら切られ、売られてしまったのではないかと疑う。樹高 42m、目通り幹囲 5.8m、樹齢500年の堂々とした大スギだったので、惜しいです。
豊田市伯母沢町高見にある妙義神社に向かう。伯母沢集落の三差路近くに「安産の神様妙義神社 銀杏大木の郷」の看板がある。そのすぐ横の細い道を上ると御堂があり大イチョウが葉を落として立っている。雌株である様だ。
樹高 19.2m
目通り幹囲 5.4m
樹齢 推定500年
豊田市指定天然記念物
樹上にツルマサキ、ナンテン アオキ、テイカズラ、キツタ が着生している。
豊田市野入町宮ノ前後にある野入神社に向かう。旧稲武町中心部から国道153号を東に4㎞ほど行くと野入町がある。長野県境まであとわずかである。国道を行くと左手奥に鳥居が見えた。鳥居の両側に杉の木が立っている。左の木の方が大きいようだ。案内板には(旧稲武町内の単幹のスギとしては最大の幹囲を有する。)と書かれていた。
細窪のカヤ
樹高 50m
目通り幹囲 5.0m
樹齢 400年以上
ツガは磐座の左手の山の斜面に立っている。地上8mで3幹に分かれ、南方に傾いている。
看板のところにいた方に妙義神社の場所を聞くと「ツガかね。イチョウかね。」と聞かれた。イチョウの立つ境内の右横の坂を上ると、妙義神社の鳥居があり、拝殿の後に急な石段がある。私は左手の斜面を上ると、ツガが聳えていた。石段を上ったところには磐座があり、中には社殿が祀られていた。
妙義神社のツガ
樹高 20.3m
目通り幹囲 4.2m
樹齢 推定500年
豊田市指定天然記念物
豊田市田津原町日向に向かう。細窪の家で教えてもらったように道を進むと、一軒の家の前に出た。家の屋根の向こうに2本のカヤが聳えている。お婆さんが庭仕事をしていた。カヤのことを聞くと、右手に案内して動物除けのとたんや金網で入れないことを見せたが、2012年に訪れた方の写真を見せると、左から裏にまわると見えると案内してくれた。裏山には容易には上がれないようになっていたが、何とかよじ登りカヤの傍に行くことができた。向って右のほうが太く大きい。間にお墓があり、手を合わせてカヤを見せていただいた。2012年には案内板がなかったようだが、今は2本カヤの前に案内板が立っている。
豊田市田津原町宮ノ空にある八所神社に向かう。途中で道を聞くと、軽トラで案内してくれた。段戸川沿いに右折すると、上の方に神社があるという。田津原のカヤの場所を聞くと、その奥にあると言って案内してくれたがそこは細窪というところで、カヤのある家で聞くと、田津原のカヤのある日向は八所神社から右折した先にあるということだった。拝殿の左奥に大杉が窮屈な姿で立っている。根が出てしまっているので、異様な姿になっていた。
八所神社のスギ
樹高 46m
目通り幹囲 5.7m
樹齢 不明
稲武町指定天然記念物
野入神社のスギ
樹高 35m
目通り幹囲 5.5m
樹齢 300年以上
豊田市指定天然記念物
樹上にフユツタ テイカズラ、ミヤマノキシノブ、ムギランが着生している。
ちびっ子広場と書かれた境内には「ムクロジ」の木がある。樹高 29m、目通り幹囲 27m 樹齢150年
ムクロジは羽根つきの羽根に使われた。ムクロジの実の皮をむくと黒い種が出てくる。昔は実を石鹸代わりに使ったという。
田津原日向のカヤ