2022.5.22
参道脇の石段の途中には「イチイガシ」名木第28号が立っている。目通り幹囲4.3mである。
豊田市に入り、松平町赤原にある「松平東照宮」に寄った。徳川家の始祖である初代松平親氏公が、氏神として若宮八幡宮を奉祀したと伝えられている。
豊田市社町にある八幡宮に向かう。豊田市名木第27合である。クスノキは拝殿に向かって手前、左手に立つ。参道側から見ると、かっての幹は失われ、空洞の中にその後成長した細い幹が数本見られる。背後にまわると、空洞は姿を消し、堂々たる巨木である。細い注連縄が掛けられ、御神木である。
豊田市亀首町本郷に向かう。豊田市郊外、篭川左岸にクスノキが立つ。近くにいた婦人たちに場所を聞いて、細い農道を進むと、畑の中に立っている。2006年の写真は、農地の真ん中に立っているが、現在はカキの木が植わり、その奥に立っている。個人の所有物の様だ。天然記念物の指定は受けていないが、豊田市名木の指定を受けている。第11号である。
亀首町のクスノキ
豊田市挙母町に向かう。豊田市は1958年まで挙母市(ころもし)であった。挙母はかって衣とも記し、平安時代よりその名の見える古い地名である。広々とした境内の中ほど、拝殿に向かって右手にクスノキが立っている。
広々とした境内には、イチョウの木などもあり、舞殿では若者が昼寝をしていた。
豊田市若宮町に向かう。名鉄三河線豊田市駅の北300mほどのところに若宮神社が鎮座し、境内にクスノキが立っている。案内板には楠正成が武運祈願のため建立したとあった。街中の神社のため、駐車場もなく、交代で参拝した。蚊がすごかった。
樹高 15m
目通り幹囲 7.1m
樹齢 700年以上
樹高 25m
目通り幹囲 6.5m
樹齢 650m
豊田市指定天然記念物
堤本町のシイ
樹高 20m
目通り幹囲 7.1m
樹齢 700年
豊田市指定天然記念物
挙母神社のクス
樹高 18m
目通り幹囲 7.5m
樹齢不明
若宮神社の楠
八幡宮のクスノキ
豊田市堤本町大木に向かう。大木に入り家の前にいた方に木のことを聞くと、細い道を入った先にある。と教えてくれた。車を空き地に止めて、細い道を入っていき、畑にいた人に聞くと、その方の家の側にある木だとのこと、右手の細い道を入っていくと、シイが立っている。根元付近で3幹、上部で5幹に分かれている。地元の方に聞かないと分からない木もある。ここも蚊がすごかった。
樹高 13m
目通り幹囲 6.5m
樹齢 不明