豊田市綾渡町にある平勝寺に向かう。「鐘掛杉」の別名は享保年間(1716~36)に梵鐘を造った時、鐘楼ができるまでの間、この木に下げたとの伝承から。横にぬっと出た大枝が、太さ、高さといいおあつらえ向きの姿である。本尊の観音菩薩坐像は木造で、国指定重要文化財であり、17年に1回御開帳の秘仏である。綾渡の夜念仏と盆踊りが毎年8月10日、15日に行われる。国指定重要無形民俗文化財で、ユネスコ無形文化遺産に登録された。
2025.4.7
豊田市上原の一本桜
平勝寺のスギ
貞観杉
樹高 10m
目通り幹囲 3.3m
樹齢 300年以上
藤岡の名木に指定
金剛寺のしだれ桜
豊田市内の名鉄豊田線の上豊田駅から南南東500m程のところ・上原町にある一本サクラである。畑の真ん中に満開の花をつけて立っています。水路があって近づけませんでした。ソメイヨシノ桜です。
樹高 36m
目通り幹囲 5.9m
樹齢 不明
足助町指定天然記念物
樹高 45m
目通り幹囲 11.8m
樹齢 伝承1000年
国指定天然記念物
豊田市杉本町の慈眼寺の東500mにある杉本神明社に向かう。以前来たことがあるが、大きな杉である。以前は「貞観杉」の石碑は鳥居とスギの間にあり、スギの周りを囲いがぐるりとあったが、現在はその囲いの杭も取り外され、スギの周りがすっきりとしていた。それでもこのスギにしてはこの場所は狭苦しい。
樹高 35m
目通り幹囲 5.4m
推定樹齢 300年以上
朝日町指定天然記念物
豊田市北一色町にある金剛寺に向かう。境内にエドヒガンのしだれ桜が咲く。案内板によると(当寺開山・霊源陽澤大和尚のお手植えである。地上4mで、大きなこぶがあり、そこから5本の枝が広がる。)丁度満開でした。石段の横には「ハナノキ」が小さな赤い花をつけて立っていました。
津島神社のしだれ桜
新城市作手菅沼室屋にある津島神社に向かう。入り口の鳥居にかぶさるようにシダレ桜が立っている。4月中旬に見頃になるということで、まだ蕾であった。
慈眼寺のスギ
豊田市杉本町入にある慈眼寺に向かう。参道脇にスギは立っている。根の辺りが大きく広がっている。5.4mはどこで測ったか分からないが、4m前後だろうということだった。大スギの隣の石の祠には石仏たちが一列に並んでいる。正面の幹は裂けて空洞ができていた。
成合一本サクラ
豊田市石野地区の成合一本桜に向かう。田園風景の中に一本の桜が咲いている。「星めぐりの町」のロケ地となった成合の桜で、満開の桜の前を豆腐屋の軽トラが走る場面に使われた。東日本大震災で家族を失った少年と実直に生きる豆腐屋との出会いを描いた映画だそうです。満開でしたが、周囲を厳重に囲われ近づくことはできなかった。
井上町の一丁目しだれ桜
豊田市井上1丁目にあるシダレ桜。その地名そのまま「井上1丁目しだれ桜」となっている。案内板によると(今より40年程前に故安西照男氏が長野旅行の土産として植樹した1本である。やや濃い目のピンクの花をつける。)とあった。