豊根村のオオトチ

2020.10.11

豊根村のオオトチ 東栄町三輪の綾杉

台風一過の晴天の中、行き先が二転三転したが、愛知県豊根村(旧富山村)オオトチに向かう。島田・金谷ICで新東名に入り、浜松・浜北ICででる。県道や国道をぐるぐる走り、豊根村に入る。ヘアピンカーブの先の左側の崖のところにある看板を見つける。この看板の先にあるようだが、見渡しても見つからない。

東栄町西薗目名倉にあるという「名倉の大スギ」に向かう。国道473号線を走り、常盤橋東で名倉林道に入る。林道が二股に分かれるところで、右に入る。(左に入り、悪路を戻った。)そこに民家があったので道を聞いた。。「ここから100mほど行くと、案内矢印がある。5分ほどで杉があるが、雨の日の翌日はヒルがいる。」と衝撃の言葉を聞いた。「冬もいる。」とのことだった。今回は諦めて、東栄町三輪に向かう。

三輪の綾杉

樹高 45m
目通り幹囲 8.7m
樹齢 400年位
県指定天然記念物

今日は、走った割には、2ヶ所しか行けなかった。今日の走行距離は247kmだった。

登山靴に履き替え、ストックをもって、探しながら谷筋に沿ってわずかな踏み跡をたどって、急な斜面を登る。しばらくして、夫の声が響き渡った。それから10分余りで、オオトチが聳える開けた斜面に出た。周りにはロープが張られている。ロープに沿って一周したい。二人はなんとか上のほうに上がったが、私は下で待っていた。植林の中で、仁王立ちした姿が印象的でした。苔むした倒木が転がり、ヒルがいるのではと注意深く下山した。 道案内も何もなく、不親切だと思ったが、ここは古川機械という会社の所有地で、本当は無断で入ってな行けないのかもしれない。

樹高 32.5m
目通り幹囲 7.48m
樹齢 500年以上
村指定天然記念物

ここも分かりづらく、道端に座っていたおじいさんに道を聞いた。国道151号線を美容室のところから右に入る。坂を上っていくと、「須佐之男社」がある。苔むした石段を上ると、「綾杉」が社殿脇に聳えている。須佐之男社には明暦3年(1657)の神社創建の棟札があり、この杉はこれより古いと推定される。2本の幹が根元で斜めに交わっていることから綾杉の名が付いた。