473号線に戻り、三遠南信道路を浦川ICまで走り、国道473号線に出て、しばらく行くと「岩古谷山登山口」を左に入る。細い未舗装の道を北設楽郡設楽町小松字カシマに向かって走る。四駆できたほうが良かったと思われる悪路をはしり、右側に「東海自然歩道」の標識があり、そこに「守護神社」と書かれているので、右に入ってみる。しばらく行くと鳥居が見えてきた。その奥に広場があり、そこで道は途絶える。

2020.11.14

東栄町 設楽町 新城市

社殿の奥には大スギのほかにも目通り幹囲103mの合体スギ、や太い杉が何本もある。

愛知県新城市日吉字宮ノ腰(鳥原)にある「日吉神社の大クス」に向かう。ナビ通りに行くと、この神社に着いた。日吉神社は鳥原集落に鎮座している。その境内、拝殿に向かって左斜め後方に、鳥原神社が立っている。案内板によると(日吉神社の末社で、戦争で生命を落とした英霊を祭神として祀っている。)その後ろに大クスは立っている。地上4mほどで数幹に分かれ、1本を残して他はすでに失われている。(落雷または火災により7日7晩燃えたが、他に燃え広がることなく、集落を守ってくれたという言い伝えがある。)

永禄5年頃、長篠城主の叔父・菅沼満直が麓の和市集落を守るため岩古谷山に白を築き、城の守護神としてここに大明神を祀ったと伝えられている。

樹高 不明
目通り幹囲 7.1m
樹齢 推定400年

樹高 27m
目通り幹囲 10.4m
樹齢 800年以上(推定1200年)

境内を歩きまわった後、気が付くと粘り気のある尻尾を持った草の実がズボン、靴下、靴の紐にびっしりついていて、取るのに苦労した。

東栄町、名倉の大スギ 設楽町 守護神社の大スギ 新城市 日吉神社の大クス

日吉神社の大クス

樹高 48m
目通り幹囲 8.3m
樹齢 600年以上

島田・金谷ICから新東名に入り、三遠南信道路を経て、別所街道に入り、国道473号線を大千瀬川(おおちせ)に沿って走り、愛知県北設楽郡東栄町西園目(名倉)に向かう。名倉林道を走り、以前道を聞いた家を訪れて、再度道を聞いた。以前訪れた時は、ヒルがいるという話を聞いて、諦めて帰った。今日は気温も下がったし、雨の後でもないので、大丈夫だと思ったが、万全の装備を用意した。その家を過ぎて、しばらく坂を下り、右の草道に入ると少し広い場所がある。そこに墓があると聞いていたが、ないのでもう一度戻って話を聞く。広場の前の坂を上ると、墓があり、山道をしばらく歩くと、もうひとつ墓がある。5分ほどで尾根に出ると、大きな「名倉の大スギ」が聳えていた。 立ち上がってすぐ複数幹に分かれ、力強くそびえている。根元に祠が祀られている。幸いヒルはいないようだった。

池葉守護神社の大スギ