2021.7.10

静岡市2

梅が島街道から有東木方面に安倍川の支流有東木沢をさかのぼると「うつろぎ」がある。久しぶりに訪れたが、建て替えられてすっかりきれいになっていた。十割そばと餅の昼食をとる。店の前には渓流が流れ、下の沢には山葵田が広がる。

有東木白髭神社の大スギ

黒俣のヒイラギ

急な坂道を上っていくと白髭神社がある。全部で10本の大杉が境内のあちこちに聳えている。本殿の左側にあるスギが一番大きなスギであろう。 神楽殿では毎年4月と10月に神楽が奉納される。現在の演目は16で、「侍の舞」「恵比寿大黒の舞」「松竹梅の舞」などの写真が案内板に載っていた。

昨年訪れた「黒俣のイチョウ」まで来たが、ヒイラギの場所が分からない。傍の農家の方に行くと黒俣字峯山は362号をさかのぼった先にあるという。  峯山小学校跡を過ぎ、更に行くと左側に「石柱」と案内板が立っている。坂を下ると枯死したヒイラギの残骸があった。平成21年の看板には目通り幹囲 3.8m、樹高12m、県指定天然記念物と書かれていた。

盆踊りが行われる「東雲寺」を訪ねる。有東木の盆踊りは国の重要無形民俗文化財に指定されている古風な踊りで、この境内で行われる。市指定の木造大日如来坐像が祀られている。平安時代の作と言われている。

烏帽子岩

樹高 35m
目通り幹囲 7.1m
樹齢 300年以上

神社の見晴らし台から有東木の町を見下ろす。

山葵栽培発祥の田」この場所から全国各地に栽培が広がった。