善夫のヒイラギ

新城市3

2022.5.5

相寺白山神社のスギ

安永貴船神社のスギ

八名井神社のスギ

新城市八名井字宮ノ内にある八名井神社に向かう。豊川左岸、豊橋との堺に聳える吉祥寺山(382m)北西麓の集落が八名井である。参道入り口には「八名井神社前」のバス停がある。鳥居をくぐって、参道の奥に行くと、大杉が2本聳えている。2本は社殿の右側に並んでいる。手前の大きなほうには注連縄が張られ、周囲を端垣で囲んでいる。もう1本はそのまま立っている。

前回来たことがある白山神社の前を通りかかったので、寄ってみた。大杉が社殿の左右に2本立っている。

赤羽のイヌナシ

     御神木   桧
     樹高 38m
     目通り幹囲 4.8m
     樹齢 246年

樹高 8.5m
目通り幹囲 2.4m
樹齢 不明
新城市指定天然記念物

新城市作手善夫ヒイラギに向かう。旧作手村と設楽町を結ぶ県道35号線沿いにある。県道363号との交差点付近のお宅の裏手に立っている。ヒイラギはもともと大木にならないので、2.4mでも大木である。葉が丸くなっているのは老木の印である。

永住寺の裏山を少し上ると「天神社」の標識が立っている。裏に回ると、下の道から来る参道と鳥居があり、その奥に社殿が立っている。社殿の左奥にアカガシがある。皮一枚で生きている状態だが、元気に葉を付けている。社殿の裏には大杉が立っている。隣の木と合体木になりつつある。

新城市作手安永にある貴船神社に向かう。国道301号沿いの戸津呂から赤羽に向かう途中にある。スギは社殿の左側に立っている。注連縄が張られ、御神木である。境内の裏山にも大杉が見えた。と書かれていたが、それらしい太い木は見つからなかった。その方が測ったところ幹囲5.8mあった。

新城市片山にある片山白山神社に向かう。JR新城駅の北1.2kmの位置に白山神社がある。境内の奥の野外劇場のように設えた場所の金網のフェンスの先に大杉が立っている。2007年の写真では、フェンスは無く、ベンチなどが置かれている。

新城市裏野にある永住寺に向かう。古くから新城市街地を通ると、家々の屋根の向こうに松の大きな樹冠が見えたという。本瓦葺の四脚門の前に2本のクロマツが立っている。向って右手の方が一回り大きい。目通り幹囲 4.1mあり、樹齢は不明である。

里十二所神社のスギ

樹高 30m
目通り幹囲 6.5m
樹齢 推定300年以上

赤羽天神社のスギ アカガシ

樹高 16m
目通り幹囲 2.7m
樹齢 推定270年以上
新城市指定天然記念物

片山白山神社のスギ

樹高 34m
目通り幹囲 5.5m
樹齢 推定300年以上

樹高 30m
目通り幹囲 5.2m
樹齢 推定300年以上

新城市作手高里にある高里十二所神社に向かう。高里地区長者原村にある十二所神社は天平3年(731)創建とされる古社で、長者原村の氏神でもあった。場所が分かりづらく、最後に聞いた親切な方が、確かめに来てくれた。
社殿の左側に大杉が立つ。後にまわると、幹が縦に割れ、腐っている。根元には石祠があり、注連縄が張られ、御神木である。

新城市作手高松字平田(赤羽根)に向かう。日在寺の境内に立つ。「いぬなし」と書かれた立て看板がある。イヌナシとはマメナシの異名。その名の如く果実が小さいこと。巨樹の域に達していないが、この個体は日本のマメナシの最長老である可能性がある。愛知県や三重県で自生している。赤羽根で発見され、昭和58年、天然記念物に指定された。

本堂の裏には閻魔堂があった。

永住寺のクロマツ

小さいほうは幹囲 4.2m