樹高 18m
目通り幹囲 5.4m
樹齢 300年以上

東泉寺の薬師堂と地蔵堂

2022.1.30

島田市 2

島田市船木にある楠の木観音に向かう。曹洞宗医王寺の門前の細い道を北に200mほど進むと、左手に立っている。案内板によると、傍らには井戸があって、八百比丘尼が産湯をつかったとか洗濯したと言われていたようだが、今はもうない。そばを用水が流れている。クスノキが大木になるにつれ、信仰の対象になり、のちに小堂が建てられ、くすのき観音と言われるようになった。内部はすっかり朽ち果て、皮一枚で立っている状態。主幹を途中で失い、細い枝を伸ばしている。

楠の木観音

須田神社のクスノキ

島田市祇園町にある須田神社に向かう。市街地のすれ違いも難しい細い道を入っていくと、神社がある。駐車場もないが、以前建っていたと思われる隣家が取り壊され空き地になっていた。 境内には2本のクスノキが立っている。1本は、隣家との境界線の低い石垣を跨いで立っているが、最初はどちらにあったのだろうか。根が浮き上がって隣の木の根と絡まっている。
 境内で作業をしている方がいて、祇園祭の準備をしているとのことだった。

樹高 8m
目通り幹囲 5.3m
樹齢 400年以上

島田市湯日(ゆい)にある八幡神社に向かう。島田ゴルフコースクラブハウスの西700m付近で、東泉寺の奥にある。八幡神社は大分県の宇佐八幡宮から勧請した。明治時代に、この椎の木は参道の直ぐわきにあるため,伐り倒すという声もあったが、反対の声が強く残った。参道の石段を巻き込むように立っている。幹はよじれ、中は空洞になっているようだ。石段を上がり、境内に出ると、杉の木と合体木になっている。

もう1本のクスノキが、拝殿の右側にあり、そばに庚申堂が立っている。

目通り幹囲 4.9m

樹高 8m
目通り幹囲 5.2m
樹齢 不明

八幡神社の大椎の木