H.31.3.10
大御所のまちと静岡おでんを楽しむ
観音堂
薬師堂
コースには入ってないが、寺の裏山である清水山に登る。現在は谷津山と呼ばれ、清水山、柚木山、正木山、愛宕山と続いている。汗をかきながら上に上ると静岡市内が一望できた。
神社を出て、浅間神社の参道である浅間通りを歩く。御多分に漏れずシャッター商店街になりつつあった。途中「山田長政」の胸像がある。長政は天正8年(1580)駿府馬場町で生まれた。シャムに亘り、軍人、貿易商として活躍した。この商店街では「長政祭り」を行っている。今でも歴史の教科書に載っているのだろうか?
商店街の赤鳥居を抜けてお堀沿いを歩き「坤(ひつじさる)櫓を通り西門橋で城内に入る。
「駿府城跡天守台発掘調査」が行われている。天守台は底部で西辺約68m×北辺約61mであることが確認でき、日本一大きな天寿大であったことが分かった。また金箔瓦などが出土している。静岡駅で息子と待ち合わせをして、夫と三人でウオーキングに参加する。
石段を上ると「賎機山古墳」がある。その先に「麓山(はやま)神社」があった。向かいこの辺りにリフトがあったような気がする。今はなく、徒歩で賎機山を登る。頂上からは鯨が池方面につながっている。賎機山は171mで、昭和47年の七夕豪雨で山が崩れ撤去されたそうです。
石鳥居と総門
きよみずさん通りを歩き、北街道に出て、長谷通りを歩き静岡浅間神社の鳥居にでる。徳川家康が元服式を行った神社で、地元では「おせんげんさん」と親しまれている。境内入り口は東側と南側にあり、「神戸神社」「浅間神社」「大嶽御祖神社」の三社を静岡浅間神社という。
本殿
大歳御祖神社(おおとしみおや)(本殿重文)
今日は日が良いのか、お宮参りの赤ちゃんや、結婚式もあった。
大歳御祖神社の横を上ると「賎機山古墳」がある。模型が置かれ、中がのぞけるようになっていて、石棺が置かれていた。6世紀ころの築造。
本丸堀が一部残っている。
斜面を利用した展望台があり、そこから音羽の滝が流れ下っている。下は水車小屋があり、浅い水場になっている。
熊野社
八千戈神社(重文)
透塀(重文)
麓山神社
賎機山古墳
玉鉾神社
少彦名神社(重文)
赤鳥居と大歳御祖神社の中門
二ノ丸橋から出て、青葉シンボルロードのおでん会場に行くつもりが「東御門」から出てしまった。東御門橋を渡り、地下道に入って「てんや」で天丼を食べ電車で藤枝に帰った。去年もおでん祭りのウオーキングに参加したが、すごい人出でおでんを食べるどころではなかった。
コース距離約6,5kmを約1時間45分で歩くというウオーキングだったが、谷津山に登り、賎機山に登ったので、約4時間ほど歩いたことになった。浅間神社を詳しく参詣したことがなかったので、興味深かったし、古墳も見られてよかった。また、藤枝にも音羽山清水寺があり、静岡の清水寺に行けてよかったです。翌日足が筋肉痛になりました。
境内には慶長7年(1602)徳川家康が建立した観音堂をはじめ、薬師堂、霊碑、金毘羅神社、熊野神社などがある。松尾芭蕉の句碑もある。「駿河路や はなたちばなも 茶のかおり」
清水寺は、今川氏輝の遺命によって創建された。地形が京都の音羽山清水寺に似ていることからその名が着いた。
巽櫓の向こうに県庁の建物がそびえる。
舞殿(重文)
大拝殿(重文)