さわやかウオーキング 富士宮

H.30.5.5

神田川に沿って歩く。鴨の親子がきれいな流れに逆らって泳いでいる。その先に大きな鳥居があり「富士山世界遺産センター」がある。大人は300円、70歳以上は無料です。

「さわやかウオーキング号」が藤枝発8時4分に出ていたのだが、知らなかったので、東海道線で富士まで行き、身延線に乗り換え富士宮駅に着いた。地図をもらい、9時15分に歩き始めた。

木花咲耶姫命

地図通りに歩き、左側に「たかのチェーン 富士宮店(だんごや)」がある。色々な種類があったが、みたらし団子を買って店で食べた。富士山がきれいに見える。

地図と一緒にいただいた絵葉書には馬に乗って的を射る「流鏑馬」の写真が載っていた。身延線全通90周年記念の参加記念賞である。

お参りをして、「湧玉池」に行く。富士登山者が登山の前に水垢離をしたという霊水である。

「お宮横丁」「ここずらよ」を通って「富士山本宮浅間大社」に向かう。今日は「流鏑馬祭り」ということでたくさんの屋台が出て賑わっている。12時に着いてしまい、流鏑馬は15時からということだった。

木格子の外観を持ち、水盤に逆さ富士が映りこむ。

世界遺産センターは、全長193mのらせんスロープを上りながら富士登山を体験する。タイムラプスの映像を眺めると、富士登山を疑似体験が出来たり、富士山の歴史や人と出会うストーリーや、聖なる山である富士山の豊かな自然の恵みや素晴らしい景色を感じることができる。

白尾山の坂を下っていくと「水神宮」「疎水碑」などの古い石塔が建っている。

さらに坂を上ると「白尾山公園」がある。広い芝生の「あそびの広場」やハイキングコースがある。芝生に座っておやつを食べた。途中で会ったおばあさんが「すぐそこだよ。」と声を掛けてくれたが、坂道がきつかった。

流鏑馬の準備を始めていた。浅間大社の流鏑馬は建久4年(1193)源頼朝が富士の裾野で牧狩りを行った際に、当大社に流鏑馬を奉納して武運長久、天下泰平を祈願した。800年余りの伝統を持つ神事である。

雪花亭梅市の墓」の前を通ったが写真を撮らなかった。文化・文政時代に活躍した女流俳人で、黒田村の名主中野与十郎の妻であった。墓碑には辞世の句が刻まれている。更に進むと「バナジウムの水」があり、500mlのペットボトルをいただいた。よく見ると賞味期限が迫っていたが、暑い日だったので、ありがたくいただいた。

だんだん坂道になり、「星山放水路」を渡ると左側に「ゴルフ場・富士宮ゴルフクラブ」がある。こいのぼりが翻っている。

富士講の富士塚

屋上からの富士山

神田川商店街を歩いて駅に向かう。途中の「古道具屋」で古い笊を買った。富士宮駅から身延線で富士に出る。東海道線で用宗までくるが止まってしまった。菊川~金谷間で架線にビニールがかかって点検している。とのアナウンスが流れる。用宗で電車を乗り換え、焼津までくる。焼津駅で40分待たされ、やっと藤枝駅に着いた。1時30分に富士宮駅を出たのに藤枝駅に着いたのは4時を過ぎていた。暑い一日だったが、はじめて「世界遺産センター」を見学できた。流鏑馬を見学できなかったのは残念だった。

赤い桑の実