春の早川町赤沢宿を訪ねて

H.28.05.14

下部温泉駅~バス約20分~早川町角瀬~約2.5km~江戸屋旅館~赤沢石畳~約2.0km~羽衣橋~約4.2km~角瀬~バス~下部温泉駅

栃原橋

栃原堰堤

万年橋

その先に「願満弁天堂」がある。裏にまわると、「雄滝」があり、瀧壺では儀式が行われていた。

東海道線で富士駅まで行き、身延線に乗り換えて、下部温泉駅に着いた。待っていたバスで、早川町角瀬まで行く。バスを下りて、午前9時に歩き始める。春木川を渡り、川に沿って舗装路を歩く。時々滝のように流れる沢を見ながら坂を上る。

石畳を下りると、舗装路に出る。

鶴屋と牧水碑花ちさき 山あじさいの 濃き藍の いろぞ澄みたり 木の陰に咲きて

大阪屋

石畳を下りる。

清水屋の二階から見た「江戸屋」

宿の駅・清水屋

赤沢そば処「武蔵屋」でそば定食を頂く。

牧水碑雨をもよほす 雲より落つる 青き日ざし 山にさいて 水恋鳥の声)水恋鳥はアカショウビンの異称

板葺屋根

芳野屋

えびす屋(若山牧水が泊まった。)

玉屋

両国屋

枝垂れ桜の古木。

石畳の坂を上がっていくと、「歴史文化公園休憩所」と書かれた民家がある。中に「きくや」と書かれた看板がある。ここは昔「喜久屋」さんである。外には、水舟があり、きれいな水が流れている。

ひたすら歩いて、午後1時40分に角瀬に着いた。バスに乗り、下部温泉駅へ。14時34分の身延線に乗ったが、身延の駅で20分の待ち合わせがあり、夫は下りて「身延饅頭」を買って来た。

モリアオガエルの池

七面山登山口

羽衣橋

羽衣橋

12時羽衣橋、白糸の滝に着いた。女人禁制だった七面山に初めて登った「御萬の方」の銅像が立つ。

増田屋さんという旅館があり、「七面堂」に七面大明神が祀られていた。霊友会の信者が350人ほど泊まったそうで、そういえば、「六根清浄」の声が山にコダマしていた。

ひたすら山道を歩く。

妙福寺」の前には、「手づくり郷土賞」の額がはめ込まれている。

9時36分赤沢宿・江戸屋旅館に着いた。身延山・七面山参拝者が古くから利用した旅館で、軒下の講中札がその名残をとどめている。今でも営業しているそうです。部屋に上がってお茶を頂いた。

七面山には、数回登ったことがあるが、赤沢宿は初めてで、今回は12kmを4時間30分で歩いた。蕎麦屋さんが11時からと言うので、赤沢宿でのんびりできた。天気も良く快適な山旅でした。

「萬屋」さん。軒下の講中札が残っている。

水場と水芭蕉