H.19.03.31
午後から雨の予報の中、大光に出かけた。前回の逆コースで、草木に車を止め、30分林道を歩き、登山口の沢からはいり、大光から安倍東山稜を北に縦走し奥大光から安倍ノ大滝に下りるコースです。 AM.7:53 草木バス停に車を止めて歩き始めた。標識には「奥大光〜三河内間冬季危険」と書いてあった。やっぱりね。前回怖かったのは気のせいではないのだ。AM.8:27 林道末端から山に入る。植林の道を登っていく。何箇所か沢をこえて 、10:11水場に着いた。ここから90分と書いてある。私はちょうどここから90分だった。このあたりから雨になる。雨と言うより、雲の中に入ったのか、水滴がどさっと降りかかる。視界も悪くなって少し先も見えない。ジグザグの植林帯を抜けると雑木林の尾根道になる。急登、平坦な道を繰り返し、やがて青笹山のような笹道になり、AM.11:39 山頂に着いた。風邪も強く待っていた夫寒かったようだ。だらだらと上り下りをくりかえして30分ほどで奥大光山に着いた。この間はブナの大木が多くお天気なら富士山も良く見えて景色がよいが、今日は雨と霧で全然だめだった。
14:10 大光山分岐にでた。この前は気がつかなかったが、ここから、大滝が見える。15分ほど歩いて、大滝に着いた。20数年前に子供たちと来た覚えがあるが、今ほど整備されていなかったように記憶している。とちゅうの沢にも小さな滝が出来ていて、伊豆の河津七滝にも劣らない景観だが、アクセスが悪いので一大観光地にはなれないんでしょう。一見の価値のある滝でした。 よしとみ荘で温泉に入り15:30のバスで草木に戻った。滝に寄ったので、ゆっくりと温泉に浸かることはできなかった。
奥大光からは、危険な下りが始まる。今日は雪が全部溶けていて跡形もなかったが、両端が切れ落ちている所や、つまずくと谷底に転げ落ちそうな場所の連続で気が抜けない。ロープを頼りに慎重に下りる。下りたと思うとまた前方に小山が立ちはだかるという具合で、標高は低いが、効率の悪い山で疲れる。下りの途中休んでいると二人の若者が登ってきた。もう1時を過ぎているので、暗くならない前に下りられるのかと心配になった。この先に怖いところがあると脅かした。でも若いので、あのくらいは怖くもなんとも無いでしょう。
鹿に食べられた傷
山頂とブナの大木
水場 ここから90分の標識
東峰分岐