大光

H.19.3.18

AM.8:10 大滝入り口よしとみ荘に車を止めて、大滝に向い歩き出す。橋をこえ、つり橋を渡り、AM.8:36大光との分岐に出る。植林帯を急登し1時間ほどいくと鋭角に曲がり、さらに急登が始まった。あられ交じりの雪道が凍り交じりの雪に変わり、ところによってはよつんばいで登るほどで、やっと上につくとまた山があらわれる始末で、ところどころに張られたロープを頼りに何回か登りくだりを繰り返す。最後には両側が切れ落ちた尾根があらわれロープにつかまって慎重に登っていく。さすがにここで夫が待っていてくれた。45分待ったといっていたがもう体力の限界でした。このあたりには、シロヤシオがあるらしいが上るのにせい一パイで写真も撮る余裕もなかった。AM.11:58やっと平坦になったところが奥大光でした。安倍峠からの縦走路になっている。ここで筑波からきたおじさんに出会った。安倍峠から来たといっていたが、もう足が動かないと私みたいなことを言っている。のそのそふたりで歩いていると、夫が遅すぎると探しに来た。草木に下りるから頑張って大光まで歩くようにといって、どんどん行ってしまう。だらだらののぼりくだりをくりかえすと30分ほどでやっと大光の山頂に着いた。十枚山から縦走してきたという東京からの若い人がいて、草木に一緒に下りてもらうことにした。12:50下り始める。ここまで私はほとんど休みなしで、歩き続けたが、3時のバスに乗りたいという若者と一緒に歩き始めた。 私も今来た道を降りるのは怖いと思っていたので、よかった。左に十枚山を見ながら、どんどん高度を下げる。花が咲いたような樹氷がきれいだった。幸い危険なところもなくもう少しで林道に出る時点でバスに間に合わないと悪いので先に行ってもらい、休憩した。今日始めての休憩で少し飲んだり食べたりしたが疲れて食欲がなかった。林道を30分ほど歩きバス停に着たが梅が島に向かうバスは1時間17分も待たないとない。あきらめて歩き始めた。途中黄金の湯を通った時さっきの青年が「一風呂浴びてバスを待っています」と声をかけてくれた。さすがに若いだけあって、私たちがのろのろしている間にお風呂にはいっていたんだ。歩き出すと、前からバスが来た。1時間10分歩いてやっとよしとみ荘にたどり着いた。掛け流し天然温泉のお風呂に入って、やっと人心地ついた。 ガイドブックでは反対周りで6時間15分と書いてあったが私は8時間も歩いてしまった。ガイドブックには書いてないが、 雪の季節のこの道は危ない。今度はシロヤシオの季節に来たい。