H.28.04.04

諏訪大社 上社御柱祭「木落し」

4月初めの三日間で、約20kmの御柱街道の山出しが始まる。綱置き場から本宮一之御柱をはじめ、8本の柱が動き出す。 2日目は、傾斜27度の木落とし。大勢の若衆を乗せたまま、一気に急坂を下る。私達はこの木落としを見学しました。 木落としが過ぎると、宮川の川越えです。御柱を雪解け水で清める意味があると言われている。川越しを終えた8本の御柱は、安国寺の御柱屋敷に曳き揃えられ、一か月後、5月の里曳きまで待つことになる。 

午前4時50分に藤枝駅前でバスに乗り、各地で参加者を乗せて、諏訪に着いた。「木落し」を桟敷で見学する。私達は10時の部で、しばらく待って椅子に座った。山の上では、木落しの柱がたち「「本宮四」と書かれている。、威勢のいい掛け声が聞こえてくる。上社の御柱の特徴は柱から角のように突き出す「めでどこ」。ここに若者が鈴なりに乗り左右にゆすっている。

朝出かける時は、雨が降っていたが、バスを降りて会場に向かうことには雨も上がり、木落としを見ることができました。中山道を歩いているので、近いうちに下諏訪の春宮、秋宮に参拝できるのを楽しみにしています。

諏訪大社は、長野県の諏訪湖を挟んで2社4宮の境内が鎮座する。諏訪市に上社本宮、茅野市に上社前宮、下諏訪町に下社秋宮下社春宮がある。全国の諏訪神社の総本社で、国内にある最も古い神社のひとつである。諏訪大社には、本殿と呼ばれるものはない。上社は御山を御神体として拝している。樹齢200年ほどのモミの巨木が七年目毎(6年に一度)寅と申の年に建て替えられる。

バスの中で、「峠の釜めし」弁当を食べ、北澤美術館、SUWAガラスの里による。予定にはなかったが、「諏訪大社本宮」に寄ってくれた。

先頭にいる木遣りの赤旗が白旗に変わると、木落としが始まるというので、かたずをのんで見守った。やがて、赤旗は白旗に変わり、木遣りの「ここは木落としお願いだー」の声が響き、ずるずると柱が現れ、一瞬で下に落ちていった。(実際は聞こえなかった。)

拝殿と斎庭

入口御門

四の御柱

堀重門

拝所

おぎの屋さん

次の木落としの準備が始まる。

本宮一の御柱・裏側が曳かれてすり減っている。

勅願所

本宮一の御柱

二の御柱

神楽殿

贄の大欅

ガラスの里にあった練習用の御柱

本宮の鳥居