2023.4.1

韮崎市 北杜市

諏訪神社のエドヒガン

南アルプス市曲輪田にある諏訪神社の境内、神社の裏、池の畔にエドヒガンの木がある。落雷や台風のため損傷を受け、主幹がない。

まだ蕾も硬く、一輪も咲いていなかった。

北杜市白州町横手本村に向かう。集落の入り口の道路脇にエドヒガンの巨木が立つ。地上2mほどで5本に分かれ大きく枝を広げている。主幹には空洞があるが、樹勢は良い。案内板によると、昔この近くを旧道が通り、関所があったことからこの名がつけられた。

山梨県韮崎市神山町宮地に立つ「わに塚のサクラ」に向かう。臨時駐車場に車を止め、畑の中を進むと、こんもりと盛り上がった塚の上にサクラが立っている。樹齢300年のエドヒガンザクラである。わに塚の名の由来は、「日本武尊の王子・武田王の墓」という説や、「その形がわに口(仏具の一種)に似ている。」など諸説がある。

南アルプス市野牛島にあるエドヒガンザクラは八田地区能蔵の西にたたずむ。 根回り4.5m、樹高8mの大樹で、市指定天然記念物になっている。盛りを過ぎ、上の方に少し花が残っている状態だった。

北杜市高根町箕輪新町にある大蔵寺に向かう。町指定文化財の板碑や石仏の横にソメイヨシノのサクラが立っているというが、現在は切られてしまって切株だけが残っている。2,012年撮影の写真にはあるので、その後切られてしまったようだ。

村山西割の聖観音堂のサクラ

山梨県北杜市武川町山高に向かう。実相寺境内の国指定天然記念物の山高神代ザクラから西に300mほどいった所に立つ、個人所有のエドヒガンザクラである。今が満開で、所有者に断り、中に入れていただいた。神代ザクラの子孫だという説もあるが、真偽は分からない。指定は無く、目通り幹囲 4m位しか分からない。

わに塚のサクラ

能蔵のエドヒガン

村山西割聖観音堂の先に、熱那神社がある。参道脇にエドヒガンの巨木が立っている。標柱は傷んで字が読めなくなっている。桜は傷みが目立つが、樹勢は良い。満開の花をつけていた。丁度見頃だったようだ。 拝殿には、明治3年に奉納された算額があるが、令和4年に北杜市郷土資料館に保管され、この神社に今はない。

眞原桜並木

樹高 15m
目通り幹囲 2.8m
樹齢 100年以上

樹高 22m
目通り幹囲 5.7m
樹齢 200~299年
北杜市指定天然記念物

下黒沢の桜

大蔵寺のサクラ

樹高 15m
目通り幹囲 5.3m
樹齢 100~199年
北杜市指定天然記念物

北杜市武川町眞原にある桜並木に向かう。眞原地区に広がる牧草地の道路脇の桜並木で、約750mのサクラのトンネルが伸びている。約200本のソメイヨシノで、トンネルの向うには甲斐駒ヶ岳が美しい。昭和40年代に、ソメイヨシノを植樹したのが始まりである。

本村の関のサクラ

山高の一本桜

熱那神社のサクラ