梅が島街道を北上するにつれて、安部奥の山々が銀色に光っている。昨日、一昨日と雪が降ったのだ。街道沿いにある温度計は0℃になっていた。風が強くさむい。湯の森のバス停の空き地に車を置かせてもらった。支度をしていると土地の人がやってきて、先日遭難した方の話になった。捜したけれど見つからなかったようだ。登るのを見ていないので本当に二王山に登ったかも分からないという人もいた。
奥千俣への道
大谷嶺と八紘嶺
雪の大谷嶺
暗い山頂
山頂手前
AM.8.50 登山口を出発する。民家の裏山に無理無理つけられたジグザグの急坂を登っていく。しばらく登ると、尾根道に出た。尾根道や山腹につけられた道をゆっくり登る。1時間ほど歩くと雪混じりの道になり、山頂に近づくにつれて、段々雪が深くなる。途中に何箇所かガレ場があり、十枚山が良く見える。こんなところから転がってまったのかしらと思いながら、慎重にすすむ。こちら二王山の標識から、だらだらと上り下りを繰り返し、AM.11:30やっと山頂にたどり着いた。日のささない山頂は寒く、写真だけとって下山した。後から来た夫婦もあっというまに引き返していった。
二王山は奥千俣からも縦走したことがある。湯の森からは標高差約770Mで今日は上り2時間40分下り1時間20分で雪がなければ、ハイキング気分でいける山です。ほとんど植林の山で山頂付近に少し雑木林があるくらいです。どんな山でも簡単だと思ったことは無く、いつも上りはつらい思いがします。
十枚山と下十枚山
木漏れ日の植林帯
H.19.01.08