樹高 6m
目通り幹囲 3.8m
樹齢 400年
西岸寺のカヤ
2023.11.26
新東名、環状道、中央道と乗り継ぎ、長野県下伊那郡大鹿村鹿塩に向かう。塩川沿いの道から、黒河牧場に向かう道の途中に、入沢井集落がある。その北西端に小さな御堂があり、その前にイチョウが立っている。御堂には「園通殿」の扁額がある。案内板によると、弘法大師が突き刺した杖がこの大イチョウになったという。諸説あるが、このイチョウは多くの枝が下向きに伸びている。黄葉を期待していたが、既に葉を落としていた。
逆公孫樹
下伊那郡中川村大草に向かう。県道18号(伊那生田飯田線)の石神橋から下を見ると、松が見えるはずだった。マツは令和2年に強風で倒壊し、その後松くい虫などで、伐採したと書かれていた。 見晴らし台には、そのマツの輪切りが飾られていた。
懸崖の菊のように枝を長く垂らしていたという。
西岸寺の境内にカヤノキが立っている。別名を「抱寿貴(だきすぎ)のカヤ」という。カヤがスギを抱いている姿を吉兆として、この様な文字を当てた。カヤの枝の1本のように幹の途中から伸びている。特異な参道松並木によっても知られている。安永2年(1773)頃に植えられたクロマツは、まるで盆栽のような姿で、石垣上の幅の狭いベルト状の部分に植えられている。
上伊那郡飯島町本郷にある西岸寺に向かう。シダレサクラは、山門の前にたつ。「伊那三女ゆかりの桜」と書かれていた。三人の女性が、桜の下で、和歌を詠んだという話らしい。花は咲いていないが、立派なシダレサクラだ。
松から800mの所にある常泉寺に、法力あらたかな山伏が奇遇していた。当時、天竜川の氾濫に悩んだ人々は、山伏に頼んで祈祷してもらうことにした。山伏は21日間祈り続け、満願の日に精魂尽きて倒れた。死に先立ち、山伏が水神に手向けた松がこの木だという。
樹高 12m
目通り幹囲 8.3m
樹齢 伝承930年
大鹿村指定天然記念物
樹高 18m
目通り幹囲 4.9m
樹齢 伝承500年
飯島町指定天然記念物
西岸寺のシダレザクラ
イチョウ
その常泉寺には樹齢350年位のイチョウがある。逆さイチョウは葉が落ちていたが、このイチョウの黄色の葉は遠くからも見えた。雌の木で、銀杏がたくさん落ちていて、拾ってきた。
石神の松