タウリルト・カスバ(グラウィという人が住んでいたカスバで、20世紀初頭のマラケシュの司令官の家)
ティフルトゥール・カスバ(アラビアのロレンスの舞台になった)
H.21.5.20〜5.30
4日目
往路を4時間かけてイムリルに下る。四駆でマラケシュに戻り、世界遺産マラケシュ・メディナを散策。大道芸人や地元の人で賑わう、夜のジャマ・エル・フナ広場を楽しんだ。
(マラケシュ〜ワルザザード)
ツブカル山の山頂
6日目
しばらく海外登山から遠ざかっていた夫がツブカル山に行きたいと言い出した。私は7,8年前に行ったので、今回は夫が一人で参加することになった。私はアトラス・トレックでいったが、今回は西遊旅行のツア−で出かけた。 羽田空港から関西空港にとび、23:15のEK-317で関空を飛立った。ドバイでEK-751に乗り換えてモロッコ最大の都市カサブランカに着いた。着後バスでマラケシュへ
山頂から四方を展望する。
山小屋を出発して4時間30分、コルから稜線をたどり、ツブカル山の山頂(4167M)に着いた。4000M級のオートアトラス山脈の展望を楽しんだ後、2時間30分で山小屋に戻った。
アトラス山脈はアフリカ北西部、モロッコからチュニジアにかけて東西に伸びる褶曲山脈で、北からリフ山脈、モワヤンアトラス山脈、オートアトラス山脈、アンティアトラス山脈に分かれる。最高峰はオートアトラスのツブカル山である。
(ネルトナー〜イムリル〜マラケシュ)
5日目
四輪駆動に分乗して、オートアトラス山脈内のイムリル村の登山口(1740M)へ。ここから約6時間歩いて、ネルトナーの山小屋へ。
コウノトリの巣とコウノトリ
アトラス山脈を越えてワルザザードへ。途中、世界遺産の要塞村アイト・ベン・ハドウのカスバを訪問する。映画「アラビアのロレンス」の舞台になったタウリルト・カスバ、ティフルトゥート・カスバにも行った。カスバとはアラビア語で城塞のことである。
一緒に写っているのは水売り人です。蛇使いに「ジャポンか?」と聞かれ握手をしたとたん蛇を首に巻かれ「10ドル」と言われたそうだ。 驚いて蛇をどかす様に言ったが10ドルを要求されるが1ドルにねぎって開放されたそうだ。
2260mのティシカ峠
マラケシュとワルザザートの間にあるアイト・ベン・ハドゥの城塞村は、隊商交易の中継地として栄え、カスバという邸宅が建築された。
(マラケシュ〜ネルトナー)
マラケシュはカサブランカ、ラバトにつぐ第3の都市である。東西2Km、南北3Kmの城壁に囲まれた旧市街(メディナ)と旧市街の西に広がる新市街からなる。旧市街は世界遺産で、ジャマ・エル・フナ広場は世界無形遺産に登録されている。 マラケシュとはベルベル語で「神の国」を意味する。
小川を渡り、ベルベル人の山岳集落を通り抜け、渓谷や山の風景を楽しみながらネルトナーの山小屋(3207M)に着いた。(私の行った年は雪が殆どなく、アイゼンやピッケルを用意していったのに拍子抜けだったが、今回はアイゼンを使うほどではなかったようだが結構雪が残り、雪渓を何度か渡ったようだ。)
マラケシュのメディナ