2020.3.14
樹高 28m、27m
目通り幹囲 6.3m 4.6m
樹齢 推定300年以上
県指定天然記念物
樹高 28m
目通り幹囲 7.3m
樹齢 伝承850年
下部町指定天然記念物
子安神社のリョウメンヒノキ
嶺の大ケヤキ、大スギ 市川三郷町、四尾連湖のリョウメンヒノキ 八木沢のオハツキイチョウ 本妙寺のイチョウ
嶺の大スギ
門野の湯は湯沢川沿いに1922年に開設された町営温泉施設です。泉質は単純硫黄泉で、神経痛や筋肉痛に効能がある。 休憩室や大広間があるが、今はコロナで、休憩している人はいなかった。
樹高 27m
目通り幹囲 6.75m
樹齢500~600年
県指定天然記念物
身延町門野にある本妙寺に向かう。門野の湯入り口を右折し細い道に入ると、石段の上に本妙寺のイチョウが見える。寺の境内の東方に立っている。雄株なので実をつけない。地上3mで数本の枝が分岐している。この寺の建立が応安5年(1372)なので、このイチョウもそのころの植樹と推定される。
葉の上にギンナンがなるオハツキイチョウは殆どが雌株である。この木は雄株であるが、葉の上にギンナンではなく、雄蕊をつける。国の天然記念物に指定された7本のオハツキイチョウのうち唯一雄株であるが、雄株にも関わらずギンナンをつけた。調査により一枝が性転換していることが確認された。今は葉を落としているので、葉が出ている時にまた来たい。
身延町上八木沢に向かう。県道9号を走り、身延線のガードを抜けた先を左に入ると、宮ノ前神社(山神社)がある。この神社の境内にオハツキイチョウが立っている。
四尾連湖(しびれこ)は富士八湖のひとつ。周囲1.2㎞、水深11m、標高850mで、蛭ヶ岳(1279m)、三方分山(1422m)の登山口になっている。以前、登山で訪れたことがある。
県道414号に戻り、市川三郷町四尾連に向かう。
四尾連湖に着いて、水明荘の駐車場に車を止め、四尾連湖に下りていく。駐車料金400円を払い、地図をもらって、子安神社を目指す。湖畔を右のほうに歩くと、「尾崎竜王碑」がある。そこから湖畔をあとにして山に入る。道なりに歩くと、崩れかけた「子安神社」に着いた。
樹高 44m
目通り幹囲 6.0m
樹齢 伝承850年
下部町指定天然記念物
新東名岡部ICから入り、中部横断道を走り、南部ICで出る。山梨県身延町嶺に向かう。下部町と市川三郷町を結ぶ県道414号から、細い山道に入り、嶺集落に向かう。
門野の湯
嶺の大ケヤキ
社殿の横に2本のヒノキが立っている。「四尾連のリョウメンヒノキ」である。リョウメンヒノキというのは、一種の奇形で、ヒノキを特徴づける葉裏のY字模様が現れず、表裏両面とも同じようだということで、この名付いた。葉を拾い眺めたが、どこが違うのか良く分からなかった。 元来た道を戻らず、尾根道を下ると、先ほどの駐車場に出た。ネットで見た「尾根道の入り口にチェーンが掛けられ、子安神社まで尾根道を歩く。」というのはこの道だったのだ。四尾連湖周囲を一周できてよかった。
嶺には大スギがあるということで、先ほどの方に聞いたが分からないという。(庚申堂の下方の細い道を少し進むと左手に見える。)というがあちこち探し回った。100mほど行った道を左に折り返し坂を上ると大杉が聳えていた。林の中なので、傍の木に邪魔され、見えにくい。 裏にまわると、空洞があり、根元には小さな祠がある。大スギも御神木のように扱われていたと思われる。
庚申堂は個人の屋敷の一角に立っている。(そこの家も廃屋)大正8年までは全部で6本あったが、数度にわたる台風の被害で、今は4本になった。ということだが、最近また枝が折れそうになり切ったということだった。大きな切株や大きな木の根が残っていた。
嶺集落に着いたが、大きな木が何本もあり、どれか分からない。犬が盛んに吠えて、近くの民家から婦人が出て来てくれた。「嶺のケヤキを見に来た。」というと、坂を登った先にある木を差して教えてくれ、庚申堂まで連れて行って、お堂を開けてくれた。集落の人は大方出て行ってしまって、昔はこのお堂でお祭りをしたが、今は出来ていないということだった。
本妙寺のイチョウ