桑原薬師堂

H.21.11.29

静岡県田方郡函南町

ウシ、ネズミ

ウサギ

十二支が彫られている。

毘沙門堂

ソテツの花

お堂の裏山に斜面に張り付くように1番から33番までお参りするように仏様が立っている。古いものから新しいものまであった。

平安中期、藤原時代の作、製作者は中央仏師の系統を引く者。

木造薬師如来坐像

桑原薬師堂は、JR函南駅の背後にある山を隔てた北側山すその長源寺の境内にある。薬師堂および堂内の仏像は、すべて桑原区所有だったが、函南町に寄付された。今日はたずねていくと、長源寺の方がいろいろお話をしてくださり、お茶をご馳走になった。土日のみ公開されている。  堂内は撮影禁止になっているので、パンフレットをいただいてきた。

山門

サル

トリ

ひいらぎ 市指定天然記念物

上部の屋根の垂木が扇のごとく広がる珍しい建築様式で、扇面垂木と称する。

鐘楼

御本尊 地蔵菩薩坐像は、慶派の作といわれ、高さ84.8m、国指定重要文化財である。  平家の持念仏とも言われ、古来目をやむ人のお詣りがたえなかったと言い伝えられている。

禅宗の三派の一つ黄檗宗の寺で、鉄牛禅師により開山された。鉄牛禅師は、黄檗三傑といわれた人物で、治山治水の権威であった。

富士市松岡

瑞林寺

平安時代後期の中央仏師の作と推定される。出張中でおられなかった。

木造毘沙門天立像

木造聖観音像 木造地蔵菩薩立像
対で造られた平安末期の作品。修理中でおられなかった。

瑞林寺の伽藍は、中国色を色濃く残す、黄檗宗特有の造りを見せている。 切妻屋根の中央部が一段と高くなった、切妻造段違の本瓦葺の山門は、萬福寺を彷彿させる造りとなっており、いかにも黄檗宗のお寺らしいつくりとなっている。

トラ

800年ほど前の鎌倉初期の作。慶派の仏師実慶により製作された。阿弥陀如来の顔面を彫りなおしていなければ国宝に指定されていた。

平安時代の3躯を含み、鎌倉から室町時代の作品。像高1mと大きい。

木造十二神将立像 12躯

イノシシ

阿弥陀三尊像(国指定重要文化財)