2021.10.3
湖西市 諏訪神社のケヤキ 東福寺のマキ 天竜区 秋葉神社上社のスギ
新聞記事に「湖西諏訪神社のケヤキ」が載っていた。湖西市荒井町にある諏訪神社に向かう。新居関所跡の西南西300mに諏訪神社があり、参道脇にケヤキが立っている。江戸時代から続く秋の祭礼で手筒花火が奉納されることで知られている。台風による大枝の欠損や内部の空洞化などで、樹勢が衰えてきたので、挿し木や接ぎ木で増殖したケヤキの遺伝子を持つ苗木3本を神社に植えたという記事だった。
諏訪神社のケヤキ
秋葉神社上社のスギ
前回、秋葉神社上社を訪れた時は、第一駐車場から大鳥居を抜けて、石段の参道を歩き、秋葉のスギを見た。今回は東神門近くの大スギを見ようと、第三駐車場まで林道を走り、そこから5分ほど歩き、上社に着いた。
下社から歩いて上社に来る道を下ると、すぐに、東神門がある。今は修復中ということで、覆いが掛けられ、仮の参道がつけられていた。
その神門の手前に注連縄の架けられた大杉が聳えている。
門を回り込み、向こう側に行くと、「浜松の自然100選 秋葉山・秋葉神社の社叢」と書かれた標柱が立ち、大杉が二本立っている。境内には、約500本の巨木があると推定されている。
樹高 31m
目通り幹囲 6.5m
樹齢 250~400年
春野町指定天然記念物(境内林全体)
樹高 13m
目通り幹囲 4.3m
樹齢 伝承300年
町指定天然記念物
樹高 15m
目通り幹囲 3.2m
樹齢 伝承300年
町指定天然記念物
イヌマキの実は変わっていて、緑と赤の実が連なっている。赤く熟れた実は美味しく、ジャムや果実酒にもなる。また動物や鳥も好んで食べる。緑の方は毒があって、食べると、嘔吐やおなかの調子が悪くなり、鳥も食べないそうです。
湖西市荒井町浜名に向かう。JR荒井町駅の南西900m、新居関所跡から南に600mのところに、東福寺がある。境内に立つ2本のイヌマキが荒井町天然記念物指定を受けた。1本は、仁王門の隣、雌株で、下には沢山の実が落ちていた。仁王門と本堂の間に立つイヌマキは雄株で、こちらの方が大きい。
東福寺のマキ
樹高 16m
目通り幹周囲 5.5m
樹齢 450年