灕江下り、3億年前まで海底だったが地殻変動で隆起した石灰岩が長年風雨に晒され、侵食され奇岩、奇峰になった。 桂林郊外の竹江船着場から陽朔まで65km、4時間30分と言うことだったが。推量が多く、流れも速く、3時間30分の船下りだった。
ここから階段を1時間ほど登っていく。足に自信がない人は駕籠に乗って運んでもらう。(300元)私達のグループの人も一人運んでもらっていた。カラの駕篭で付いてくるので、聞いてみると、途中でギブアップする人を当て込んでしばらくついてくるのだそうだ。沿道の家は、レストランや宿屋を経営している。
H.21.04.24~28
黄布倒影(サントリーのCMの絵というが)
興坪風光(中国の200元札の裏の絵)
冠岩(鍾乳洞の入り口)
3日目
船内での昼食。途中船長がお鍋に入った食べ物を食べながら通り、「この船はどうなっているんだ。」と皆で心配したり、おかしくなったりした。。
冠岩は竹江から1時間。1995年に対外的に開放された。回族郷にある。冠岩幽洞と呼ばれ、岩壁に穴があいて中は鍾乳洞になっている。全長12kmで桂林最大の鍾乳洞である。中は小船、トロッコ列車、観光エレベーターで移動し、地下水が豊富に湧出、流れている。ツアー2度目の方はこの鍾乳洞に入ったそうだ。
「龍勝 平安荘族梯田」と書かれた門と旅行者の荷物を運ぶ籠を前に編み物をするヤオ族女性
前泊する予定が、最終バスに乗れなくなり、早朝4:18の東名静鉄バスに乗り、心配した渋滞や事故もなく、中部国際空港に着いた。 9:35の中国南方航空に乗り、上海、乗り継ぎで広州に着いた。隣に座った若い女の子は、最近まで同じ会社で働いていた中国人の友人を訪ねて広州に来たそうです。詳しく聞いてみると、一週間前に帰ったばかりだそうで、ゴールデンウイークの休みを前倒しで取って遊びに来たそうです。5月2日まで遊んで帰るようです。楽しんでね!! 広州から桂林に飛ぶのは21:00と言うことで、5時間近く時間があるので、広州で待っていた広州だけのガイドとオプションで広州の町を観光することになった。
ホテルに戻り、陽朔料理の夕食
ホテルの売店でプーアール茶を売っていたので、ガイドに頼んでみてもらった。今までは、一回づつ紙で包まれたプーアール茶を買っていたが、今回は、大きなままのものを買ってみようと思った。 ガイドは香りをかいだり、形状を見てこの400元のものを勧めた。470元ぐらしたが、交渉してくれた。 昨日は船で陽朔まで来たが、今日はバスで桂林の空港まで走った。平地では、もう田植えをしていた。一昔前の日本の田植え風景のように、一家総出でまだ手で植えていた。水牛も活躍したいる。 空港で、ガイドと別れ、広州、上海と乗り継いで、21:35中部空港に着いた。荷物が早く出てきたので、10時の東名バスに乗り一時過ぎに自宅に戻った。
3時間30分の船くだりを終えて陽朔に着いた。
外国人の乗った三階建ての船
アヒルが泳いでいた。
九馬画山(9頭馬がいるというがよく分からない。)
奥にいる水牛が草を食んでいた。
韓国の観光客。
望夫岩(夫を待って岩になった)ちょんと見える点がそれです。
ツーバイと呼ばれる竹筏
竹江を9時に出発する。
木竜湖の七重楼閣
鵜飼のショウもあった。
両江四湖ナイトクルーズは灕江、桃花江、杉湖、榕湖、桂湖、木龍湖を指しライトアップした桂林の夜を満喫する。
頂上にある東屋 拿雲亭
畳彩山は、桂林の北部に位置し、リ江に臨む。高さは223m。岩肌の地層が何層にも積み重なっているように見えることから、こう呼ばれる。途中の風洞には、多くの石刻が残されている。唐代から宋代に彫られた仏像や石刻が見られる。500段あまりの階段を登ると、頂上に着く。
公園の中には、動物園があり、大熊猫、小熊猫 ほか猿なども いたが、人も少なく、パンダも眠ってばかりで、動かないし、きたない。 今は高齢の雌パンダとオリンピックの年に来た2頭の若い雌パンダがいる。数年前に雄のパンダが来たが最初の面会で雌パンダにぶたれて仲良くなれずに、帰ったそうです。
清代黄国材の「南天一柱」の文字
月牙池
読書岩は、独秀峰の東の山麓にあり六朝の宗王朝の文学者 顔延文が桂林の太守をしていた時、この岩穴で本を読んだり、詩を詠んだりした。岩陰に石刻が残っている。
承運殿は1947年に再現されている。欄干に残る彫刻は明代のもの。
明代梅瓶陳列
ミズクワイを皮をむいて生で食べる。甘いそうだ。
サトウキビ
桂林はその名のとおり、金木犀の町で、いたるところに植えられ、花の季節になると甘い香りが街に漂うそうです。金木犀の花のお茶や御酒が売られていた。カルスト地形で地盤が弱いため、建物は7階以下に制限されているが、特別に許可を取った13階建てのビルもあった。昨日象鼻山で見た、亀山、塔山も近くで見えた。市内はバイクや自転車が多いが、最近は電動バイクが走っているようです。昼食を外食する人が多く、ビーフン屋で人々が食事をしていたり、また歩きながら、どんぶりをすすっている人もいた。
2日目
「夢幻灕江」バレー&雑技ショー 撮影禁止だったが、終演後、ロビーで出演者との撮影会があった。上海や北京の雑技とは一味変わった演出だった。
桃花江が灕江の注ぐ角にあり、張り出した山容が巨像が鼻をのばし、水を飲んでいるように見える。伝説では、人のために働いた象が天帝の怒りにふれ殺されてしまい、象は石になった。間の洞窟は「水月洞」とよばれ、半月形を成し、川面に映る半月と合わさって川面に浮かぶ。今日は、水量が多く。石の像は水没していた。いかだにいるのは鵜飼の鵜です。
桂林に帰り、象鼻山観光
中国は、92%が漢民族で、あと56の少数民族が暮らしている。この地区には、荘(チワン)族、トン(侗)族、瑤(ヨウ)族、苗(ミャオ)族が暮らしている。いずれの村も山間の川べりにある。 トン族は杉で作られた木造建築に住む。鼓楼と呼ばれる大きな太鼓をおさめた建物があり、釘を使わず、臍組みで木材を組み立てる軸組み工法。奇数層を重積する搭状楼閣があり高さ20mあまりで、形状は4角、6角、8角などがある。また屋根つきの橋(風雨橋)も残っている。 ミャウ族は、銀の飾りを多用した民族衣装を身に着ける。刺繍、紡績、首飾りの工芸品が特徴。男女が歌のやり取りで伴侶を選び、芦笙舞を踊る。 チワン族は歌が好きで、人々が住んでいる村は「歌の海」と呼ばれる。チワン錦織が伝統工芸品として有名。 ヤオ族は三階建ての住居に住む。一階は家畜、二階は住居、三階は貯蔵庫。
中国政府の指導でこのようなラップされた消毒済みの食器を使っている。
チワン族の家はだいたい三階建てで、一階は家畜を飼い、二階が住居で、三階が倉庫になっている。ヤオ族の女性は長い髪が特徴で、黒々とした髪を結い上げていた。米のとぎ汁で髪を洗うのだそうだ。
龍勝棚田 (龍脊)と黄洛瑤寨
途中で寄ったガソリンスタンドの「ニーハオトイレ」真ん中の溝に水が流れていて、そこに用を足す。ドアもない。
空港のレストランで郷土料理の夕食、美味しかった。
越秀公園は越秀山を中心とする五羊仙庭。紀元前300年、羊に乗った5人の仙人が舞い降りて稲穂を広州の地にもたらす。仙人は天に帰ったが羊は残り、五穀豊穣のシンボルとなる。
広州は広東省に位置する。人口700万で、上海、北京についで、中国大三の大都市。
独秀峰は、明靖江央府内にあり、地面からまっすぐに突き出た形をしており、美しい独立峰で、その姿から「南天一柱」と呼ばれる。王様がこの山で遊んだ。
後は独秀峰
この石段は桂林特有の方解石を用いて彫刻を施されている。吉祥を表す雲が彫られている。唯一残るもの。また、この王道は王様や王妃以外は通ることが出来なかった。桂林の町はこれを中心に四方にひろがっている。
王城景区 明の洪武帝時代に建てられた承運殿や寝宮があるが、現在は、敷地内に師範大学がある。
芦笛岩は、光明山の山腹に位置する。岩洞奥行き240m、遊覧コース500m。洞窟の入り口に生えた芦笛がとても美しい音色だったのでこの名前が付いた。
中山祈念堂は1931年孫文を記念して建てられた。孫文の筆による「天下為公」の額がかかっている。
ミョウ族の衣装を着た女の子が刺繍をしていた。針山、クッションカバー、カバンを買った。このカバンは、398元だったが、270元にしてもらった。他のお店に行くと同じものが200元で売っていた。そのことをガイドに言うと、一緒に見に行ってくれた。比べてみると、模様もロゴマークもそっくりだが、布が少し薄くなっていて、マークも少し違う。コピー商品だったのだ。同じ通りで売っているなんて、中国らしい。
100元で頼んだ川海老唐揚げ
途中、二胡の生演奏があった。まだ薄暗かった空が、クルーズが終わって帰ってくると夜も更けて、金、銀の双塔がくっきりと浮かび上がっていた。観光に力を入れている桂林らしいクルーズだった。
風が通り抜ける風洞
一度ここを訪れた方に聞くと、前には本物の駱駝がいたそうだが、今はいない。
七星公園は灕江の東に広がる桂林最大の公園。(といっても料金を取る。)四つの峯がそびえる普陀山と、三つの峯がそびえる月歯山、合わせて七つの峯を持つ。その並び方が北斗七星に似ていることから、この名前が付いた。
この山は上まで登れるが、畳彩山に登るので登らず、昼食のために、ホテルに帰った。飲茶料理だった。
「桂林山水甲天下」の文字が見える。
獅嶺朝霞
このホテルに3泊するが、コンドミニアムとして建てられ、1~7棟までは売れて住民が住んでいる。あと何棟かはホテルとして営業しているので、普通のマンションのように何室もあり、台所なども付いている。
ミズクワイ
川海老の炒め物◎
ヤオ族の村で竹筒飯料理の昼食だったが、竹筒飯が少なくて行き渡らなかった。美味しかった。
ガイドの湯(タン)さん
桂林は、中国広西チワン族自治区に位置し、カルスト地形で、タワーカルストが林立する国家歴史文化名城である。今日は龍勝日帰り観光に出かけた。
マンゴスチン
広州の空港に戻る。南国らしい果物が売られている。
今回ガイドしてくれた、湯さんは、中国の北部、長春の農家に生まれ、村の小学校に通った後、自転車で40分もかけて、中学、高校と通った。友達は皆、途中で脱落したそうだが、湯さんは頑張って卒業し、桂林の大学を卒業したのは村でただ一人だったそうで、親戚や、村の人たちが金銭的にも応援してくれたそうです。それはもう働いて返しました。と言っていました。 日本にはまだ、来た事はないそうですが、日本語がとても上手で感心しました。彼女の生まれた地方の人のほうが日本語の発音に向いていると言われ日本語を選んだようです。桂林は暖かい地方なので、彼女に言わせると、怠け者が多い。そうで、結婚できない理由の一つらしい。お金をためて日本に遊びに来てくださいね。
石舟
クリスタルハウス(水晶橋)
水晶宮は、広いホールのようになっていて、光のショーをやっていた。
スープビーフン
地蜂糖(上に蜂の巣がついていて、中身は砂糖の塊になっていて、砕いて売っていた。)
(10元)
棚田では、草取りをしていた。水田の準備か?
民族衣装の女の子と記念写真。(20元)
標高1300mの頂上に着いた。七星伴月と呼ばれる棚田。 龍脊棚田は300mから1000m付近に広がっている。今はまだ水が張られていないが、田植えの季節になると、もっと綺麗に見えるだろう。チワン族が長い年月をかけて作り上げた棚田で、「龍の脊の千枚田」と呼ばれる。
今日が観光バスの出る拠点の落成式で、あいにくの雨の中獅子舞や鼓笛隊の演奏が行なわれていた。30分ほど曲がりくねった山道を走り上の駐車場に着いた。雲が上がりかけていた。
2日目
茶葉と海老の唐揚げ◎
酢豚◎
炒飯◎
セロリとミズクワイ◎
骨付き鳥肉◎
広州から桂林まで飛行機で約1時間、ホテルに着いたのは夜中になってしまった。
サツマイモ
竹筒のスープと竹筒飯
骨付き鶏肉◎
卵焼き◎
麻婆豆腐
ジャガイモの澱粉で作った物、椎茸に何か乗っている。
大根千切りいため◎
川魚の唐揚げ◎
何かのベーコン◎
茹でた栗 10元(10粒)
夕食はビーフン料理(桂林はビーフンが有名。うどんやそうめんのような太さがある)
川魚唐揚げの餡かけ
中華風冷奴、玉子豆腐の餡かけ
炒飯◎
焼きビーフン
幸運酒店公寓(コンドミニアムホテル)
ホテルの窓からの眺め
春巻き
朝食にあった包子
おかゆ
ヤキソバ
青梗菜
水餃子
炒飯
ジグザグの石段が見える名月峰
トン族の吊角楼 今は誰もいなく、閉められているそうだ。
遠くに亀山が見える。
夕食は四川料理
冬瓜のスープ
サトイモを揚げて水あめを絡めたもの◎
水餃子
セロリ炒め
ランプータンを売る人
乗船場
杉湖に立つ日月双塔
陽朔の観光街、西街を散策。真夏の暑さだった。
ミカン、ザボン、バナナを売る。
マンゴスチンとミカン
とうもろこしを茹でて売っている。
南国の果物が一杯
干し肉、干し魚
貝
胡蝶泉
高田峡
月亮山(直径50mの穴があいている。)
船上と同じ川海老の唐揚げ
冬瓜のスープ
鯉の姿煮餡かけ
玉子豆腐
炒飯
湯葉と玉ねぎ炒め
骨付き鶏肉◎
おかゆ
3500人収容の観客席
4日目