2025.3.21
豊川市長草町八ツ畑に向かう。豊川市にはすさのう神社がいくつのあるが、長草町の神社は東名自動車道の北100mにある。境内の中央にクスノキが立っている。
川売の梅
東海道御油宿に向かう。歌川広重に作品に描かれた御油宿のムクノキが21,22日に伐採されることになったと新聞に出ていた。倒木の危険があるのでということ。御油橋の東にあるというムクノキは、21日で伐採されていた。関係者がまだ木の周りにいて、根元に空洞が広がっているということだった。
山門を入った右手には薬師堂があり、境内左側の観音堂には百観音と呼ばれる石仏が並ぶ。
樹高 12m
目通り幹囲 5.1m
樹齢 不明
犬頭(けんとう)神社のクスノキ
樹高 25m
目通り幹囲 5.2m
樹齢 約100年
東海道赤坂宿の浄泉寺に向かう。江戸時代、歌川広重が描いた浮世絵に描かれた赤坂宿の庶民の旅籠の様子が描かれている。その中心に大きなソテツがあり、そのソテツが浄泉寺に移されたと言われている。
豊川市平尾町中貝津に向かう。名鉄国府駅の北東約1.9㎞に位置する。大クスは山門をくぐってすぐ左に立つ。地表付近で大きく広がって地を掴む。
樹高 30m
目通り幹囲 5.3m
樹齢 推定300年以上
豊川市豊津に向かう。飯田線三河一宮駅の東約1.4km。大和保育園に隣接する広場に大きく枝を広げたイチョウが立つ。地元では「大和の大イチョウ」といわれている。黄葉時の写真を見ると、樹形はほぼ四角になっている。地元では落雷により、主幹が失われこの様な樹形になったと言われている。
豊川市江島の江島神社に向かう。社殿に向って右側に、道路に半身を乗り出して、クスノキが立っている。社殿の左側にもほぼ同サイズのクスノキが立っている。
新城市海老川売(かわれ)地区に向かう。愛知県内最大の梅の産地である新城市の川売地区では、6軒の農家が梅を栽培している。7品種約1500本の梅が咲き始めた。観光地ではないが、たくさんの人が訪れる。昨年は不作だったが、今年は豊作を期待しているという。
樹高 7.8m
幹の直径 2m
樹齢 300年以上
樹高 25m
目通り幹囲 5.8m
樹齢 推定300年以上
豊川市指定天然記念物
鞍掛山の斜面に広がる400前に開墾された千枚田で、標高200~420mに広がる。明治37年、大代の山津波で田畑が流失し、死者も出たが、その後、何年もかかって荒れ地を田畑に変えた。1,296枚の棚田出、1枚、平均0.9アールで、現在でも39戸の人が850枚の棚田を耕している。
四谷の千枚田
浄泉寺のソテツ
天竜寺のクスノキ
豊川市千両町糸宅(ちぎりちょういとげ)に向かう。昔、三河国は良質な生糸の生産地であった。良い糸がとれる由来の伝説が「今昔物語」の「参河國始犬頭糸語」に白犬と生糸の話として載っている。その白犬の頭を勧請したのが犬頭神社の始まりという。クスノキは、正面鳥居をくぐって、左の蔵の後方に立つ。
素さ鳴(すさのう)神社のクスノキ
樹高 20m
目通り幹囲 5.2m
樹齢 300年以上
豊川市指定天然記念物
大和の大イチョウ
江島神社のクスノキ
御油のムクノキ