2022.1.10

川根本町 掛川市

せっかく来たので,粟ヶ岳山頂まで車を走らせる。山頂は電波塔が立ち並ぶ。

かなりの老木で、主幹は朽ちて、三方向に枝を伸ばしている。草の生えた季節では見つけるのは難しく、文献の方は説明版を背にしても分からなかったようだ。

樹高 10m
根回り 3.7m
樹齢 300年以上
県指定天然記念物

掛川市東山(峯貝戸)の大クワに向かう。標高532mの粟ヶ岳の南東斜面には茶畑が広がり、茶畑の最高部から山頂にかけての急斜面に、縦横130mの大きな「茶」の文字が描かれている。(緑の茶の文字は茶ノ木ではなくヒノキで描かれている。)粟ヶ岳山頂に向かう道の途中に、井口地蔵尊があり、クワへの案内板が出ている。地蔵尊から3方行に道があるが真ん中の坂を上り、公民館に車を止め、坂を上ると説明版があり、その後ろのやぶの中にクワの木が立っている。足場の悪い斜面を登るのだが、私はパスして、途中から写真を撮った。夫と息子は何とか木の傍まで行けた。

峯貝戸の大クワ

掛川市立栄川中学の南東にあるという。川崎機工とマリン〇〇の間の細い道を入っていくと、旧家の庭先にヒイラギがある。立っているというより、寝ていると表現した方がよい姿だった。随分な老木で、支柱に支えられ、傷口を保護され、表現できない姿である。所有者は渡辺家と書かれていた。

伊達方の大ヒイラギ

田野口津島神社の五本杉

子安観音のイヌマキ

静岡県榛原郡川根本町田野口にある津島神社に向かう。田野口に鎮座する津島神社の社叢中の1本。拝殿の右後方に立っている。途中まで1本で、約地上10mで5幹に分かれている。拝殿の斜め前には、目通り幹囲 5.1mの杉が立っている。

掛川市伊達方にある「大ヒイラギ」に向かうが、旧家の庭先にあるということで、見つけられず、おじいさんに道を聞くと、丁寧に教えてくれたが、「子安観音のイヌマキ」も見ていくといい。と教えてくれたので、近くの子安観音に寄った。イヌマキは掛川市の保存樹に指定されている。

樹高 8m
目通り幹囲 3.0m
樹齢 推定 400年以上

川根本町奥泉谷畑にある三宝神社に向かう。寸又峡に向かって県道77号線を北上する。大井川鉄道奥泉駅の手前にある川根路橋を手前で右折し、森を抜けると、茶畑が広がる。鳥居のすぐわきに大杉が聳える。境内には他にも数本の杉の巨木が見られる。

樹高 35m
目通り幹囲 6.3m
樹齢 推定500年

掛川市保存樹のマキ、隣にはナギの木が立っている。

№2の杉 拝殿前

太古の森

阿波々神社

無間の鐘を埋めたという無間の井戸

山頂

とげのない葉っぱ

三宝神社のスギ

樹高 35m
目通り幹囲 6.3m
樹齢 伝承500m