ユネスコ無形文化遺産「山、鉾、屋台行事」に登録されている「川越祭り」を観たいとホテルをとりたかったが、とれず、諦めていた。バスツアーが出るというので20日で申し込んだ。午前6:40に藤枝を出発して午前11:30分に川越に着いた。約4時間の自由観光ということでバスを降り、会場に向かう。行きかえりで40分ほどかかるので、実質3時間の観光になった。

川越祭り

2019.10.20

慶安元年(1648)当時の川越藩主である松平信綱が、氷川神社に獅子頭や神輿などの祭礼用具を寄進したことに始まる。当時、新河岸川運によって江戸との交流が深かった小江戸川越。祭りの形態は江戸天下祭の影響を強く受け、絢爛豪華な山車が曳き廻されるようになった。

令和元年奉祝 山車巡幸が市役所前~札の辻~本川越駅前~通町~市役所前を反時計回りに山車が巡行するというので、札の辻に向かう。

早速山車の出会う。天狐の面をつけお囃子に合わせて踊る。上に人形が乗るが、電線のあるところに来ると三階が引っ込むようになっている。これも人形が出ていなかった。

舞台には獅子舞いが乗りお囃子に合わせて舞う。

「祭り会館」で祭りのビデオを見て、係りの方の話を聞く。

川越のシンボル「時の鐘」

家光の山車

弁慶の山車(県重)とひょっとこ

翁の山車(県重要文化財)

牛若丸の山車と天狐

道灌の山車と天狐

山王の山車(県重)とひょっとこ

四っ車または三っ車を持ったせいご台(台座)の上に二重の鉾を組み、上層の鉾の上に人形を乗せる。この部分は下層部の鉾かたせり出す構造である。鉾の前面には欄間や唐破風のついた囃子台があり、せいご台から上の部分が水平に回転する回り舞台になっている。これは、「曳っかわせ」の際に山車同士を向き合わせられるように工夫されたもの。

 二台の山車がすれ違う時に、お互いに向き合ってお囃子の競演をする。

八幡太郎の山車

鏡獅子の山車

俵藤太秀郷の山車

おかめの面

小狐丸の山車(県重)と天狐

納曾利(なそり)の山車

宵祭りの夜の曳っかわせは、山車が出会うと向き合わせ、お囃子の競演が始まる。周りの曳き手は激しく提灯を乱舞させ、祭りは最高潮に盛り上がるそうですが、ツアーで来たので、この辺りで時間切れとなり、夫などは名残惜しそうに会場を後にしました。

木槍を謡う

羅陵王の山車(県重)天狐が舞う。

天狐