2020.8.25
永い事閉館していた、掛川にある「資生堂アートハウス」に行き、帰りに「事任(ことのまま)八幡宮」に寄った。掛川市八坂にある神社で、遠江国一宮である。東海道沿いにあって、難所であった「小夜の中山」の西側の麓にあたることや、「ことのまま」の名が「願い事が意のままに叶う」の意味を持つことから、多くの人が旅の安全や願い事成就を祈るため立ち寄り、江戸幕府も朱印高百石余りを献上するなど、崇敬を集めた。
拝殿の横にある参籠所には「神輿」が飾られている。その横には「日本一の大笛中遠竹」と書かれた大きな笛が奉納されている。
石段を上がると、拝殿があり、その奥に「事任八幡宮の大スギ」が聳えている。
樹高 36.5m
目通り幹囲 6.3m
指定天然記念物で「八幡宮の大スギさん」と敬われている。本殿の奥にあり、ご神木でもある。
一の鳥居
(石を抱くように生えているのは、カヤとアラカシの木)と書かれている。これが、縁結びの神社の由来なのでは。若い女性が熱心に祈っていた。
裏に回ると、木にさわれるようになっていて、木肌をなでて、パワーをいただきました。 この神社はパワースポットになっているのです。
暑い一日だったが、参拝者も多かった。大クスや大杉も10年ぶり位に見る事が出来てよかった。夫婦杉が台風で倒れてしまっていたのは惜しいことでした。大クスも大杉もまだ元気で、洞などもできていないので、このまま成長をしてほしいです。
稲荷神社
金毘羅神社
くじら山のみたま石(言い伝えがあるようです。ネットで)
本宮遥拝所(道を渡って向こう側の山の中腹に本宮が祀られている。)
2018年10月の台風で倒れた「夫婦杉」が切株となって祀られていた。大きな木だったが、他の木や建物に被害がないように倒れたようです。
事任神社の大クス
樹高 31m
目通り幹囲 6m
樹齢 300~400年
市指定天然記念物