H.20.10.19
峠から、尾根道をだらだらと上り、最後の急なのぼりを登ると広い山頂に出る。富士山、今来た下十枚の三つの峰が良くわかる。ここに来る間に何組かの登山者に出会ったが、山頂には誰もいなかった。
AM.10:39 下十枚 1732M
有東木集落の上にある葵高原の登山口を@として青笹山までSの標識がある。私達は葵高原のうえの正木峠に車を置いて、Eの登山口から登り始めた。ずっと前には@から登ったこともありましたし、冬季には、雪が深くてEまで車で入れなかったこともあります。地蔵峠からは、右に行くと青笹山、左に行くと十枚山に行きます。
14:55 登山口に戻ってきた。車を止めてある斜面を見ると、リンドウが沢山咲いている。少し先の正木峠の崖の岩にはリンドウが咲き乱れていた。
このあたりには、古木が多く、岩から木が生えていたり、面白い。
三角岩付近の赤い実をつけた木
咲き残ったリンドウと赤い実
AM.11:14 十枚峠 1580M
安倍川の東側にある尾根を安倍東山稜という。安倍峠を基点に大光、十枚山、青笹山、真富士山、竜爪山と南下し、高度を下げながら、静岡市の中心部にある浅間神社まで続く長い尾根である。「静岡県の山」 関の沢集落の奥にある中の段からの登山口や、山梨県側の南部町からも登れるが、今日は葵高原の奥の正木峠から登った。
E AM.7:56 登山口
登山口に立つお地蔵様
F AM.8:09
葵高原までの林道は、ススキの畑になっている。セイタカアワダチソウのような帰化植物に席巻されているようだが、ここはまだススキが勝っている日本の風景だった。
AM.11:49 十枚山山頂 1719M
AM.9:44 岩岳 1640M
このようなヌタバがあちこちにあった。
峠から大谷嶺方面を見る。
1414Mの地蔵峠
H AM.8:39
I AM.8:45 地蔵峠
地蔵峠のお地蔵様
G AM.8:29
斜面に咲くギンリョウソウ
下十枚の山頂を後に、しばらく笹の生えた道を下ると、視界が開け、南アルプス、手前の八紘嶺、大谷嶺、いまから向かう、上十枚山が良く見える。急な下りを慎重に下ると、11:14 十枚峠に着いた。ここからは、左に行くと中ノ段集落にいく。右は南部町に下る。
AM.10:10 下十枚を見渡せる崖の上に来る。ここからはロープを伝って慎重に下り、前にそびえる下十枚に取り付く。冬季に来ると、雪が深くてロープも埋まってしまっていて、どこに足を置いたらいいのか分からず、引き返したこともある。