上信越紅葉

H.27.10.31~11.01

2日目

松雲山荘紅葉ライトアップと3つの遊覧でめぐる上信越紅葉めぐり2日間」に参加した。早朝家を出て、東海道線、新幹線と乗りついで名古屋駅に着いた。
 集合場所で、今回の参加者は120名で、三台のバスで出かけることになったことを知った。名古屋駅、8:28の「しなの81号」で塩尻に10:33に着いた。三台のバスに分乗して信濃中野の「フルーツパーク」で松茸ご飯、キノコ汁、へぎ蕎麦の昼食をとる。その後、野尻湖に向かい遊覧船に乗って紅葉を楽しむ。

美人林は、十日市市にあるブナ林である。松口の丘陵に樹齢90年位のブナが一面に生い茂っている。ブナの立ち姿があまりにも美しいので「美人林」と呼ばれるようになった。昭和初期に、木炭にするためすべて伐採され裸山になった。ある時、ブナの若芽が一斉に生えだし、ブナ林が野鳥の生息地として見直され、美人林が保護されるようになった。廻りを一周して森林浴を楽しみました。

弥彦公園は、弥彦神社の再建と鉄道の開通を記念して造られた。中でももみじ谷は紅葉の名所として知られている。弥彦駅にはちょうど電車が止まっていました。

鯨波駅

15:30発の信越本線に乗るため柿崎駅に向かう。ちゃんと駅舎もあり駅員さんもいた。日本で一番渚に近い駅「青海川」を見る。しばらく海沿いを走り、海から離れて、15:52「柏崎駅」に着いた。約20分のローカル電車の旅であった。
 信越本線は、群馬県の高崎駅から安中市の横川駅までと、長野県長野市の篠ノ井駅から長野駅、新潟県上越市の直江津駅から新潟県の新潟駅を結んでいる。私は今、中山道を歩いていて、高崎駅から横川駅まで乗ったことがある。

塩尻駅

野尻湖は、長野県上水内郡信濃町にある湖で、「芙蓉湖」ともいわれる。ナウマン象化石が出土する湖として知られている。東の斑尾山と西の黒姫山に囲まれた標高654mの高原に位置する。面積は4,56㎢で、長野県の天然湖の中では諏訪湖に次いで2番目に大きい。最大水深は38,5mあり、池尻川を通じて流出し、関川に合流して日本海に注いでいる。 湖には枇杷島が浮かび、宇賀神社と戦国武将・宇佐美定満のものとされる墓がある。20分の遊覧で、周囲の紅葉を満喫した。

柏崎駅でバスに乗り、松雲山荘に向かう。松雲山荘は柏崎市にある庭園で、昭和46年に飯塚謙三氏から市に移譲された。庭園内は赤松、ツツジ、もみじなど多数の樹木に覆われ、灯籠、石碑、太鼓橋、東屋などのほか、無数の巨石を配している。
 ちょうどライトアップされていたが、着いたとたんに雨が降ってきて、急いでバス帰った。ぬかるんだ石段で、転んだ人がいたり、バスまで350mも歩いたり、散々だった。

これですべての観光を終え、バスに乗ると、添乗員が、「塩尻からの電車に間に合わないかもしれない。」と言い出した。結局18:03の「しなの22号」には乗れず、次の19:19に乗って帰ったが、指定席に座れず、自由席だったので、数人が座ることが出来なかった。私たちは幸い座れたが、なんとなく座りごこちが悪かった。会社で指定席分の料金を出して座らせるとかできなかったか。「ロープウェイが混んだから。」と言い訳していたが、時間の配分をまちがったのではないでしょうか。3号車の人たちは時間通りに帰ったようなので。 弥彦山やもみじ谷の紅葉は綺麗だったが、残念な旅になりました。

JR弥彦駅

クライミングカーに乗って下の駐車場まで降りた。傍には、パノラマタワーが立っていて。真ん中の丸いものがくるくる回って上下に動いていた。なんだかとてもあわただしかった。

弥彦山に向かう。新潟県の弥彦村と長岡市との境界にある標高634mの山である。弥彦神社の祭神・天香山命を祀った山として古くから人々の崇敬を集め、山全体が弥彦神社の神域になっている。 弥彦神社の社の横からシャトルバスでロープウェイ山麓駅に向かい、混んでいたのでずいぶん待ってロープウェイに乗り、眼下の紅葉を眺め、山頂駅に着いた。山頂展望台からはうっすらと佐渡島が見えた。

6:30頃、ホテルに入った。真っ暗だったので分からなかったが、翌朝見て、巨大なホテルだと分かった。バブル絶頂期にスキーリゾートのホテルとして造られた3500人収容のホテルだった。現在は広すぎて使いかってが悪く、一部しか使っていないような気がした。

観月橋

中国・敦煌の添乗員Sさんと再会する。

野尻湖

時間が30分しかなかったが、御神廟のある方角に向かってさらに山を登る。やっと入口の鳥居が見えてきた。この裏に奥宮(御神廟)があるが、私は時間が無いのでここで引き返した。

枇杷島と宇賀神社