静岡県伊豆市堀切にある益山寺に向かう。葛城山(標高452m)から西南西1.5kmのところに308mのピークがあり、その山頂直下に益山寺がある。狭い道を上がっていくと「益山寺800m」の標識があり、そこから更に細い道を上がっていく。参道の石段を上ると、正面にイチョウ、右側に大モミジが立つ。間には木道があり、木を守っている。2020年8月に訪れているが、今回は大モミジの紅葉に合わせて訪れた。丁度NHKの取材班が来ていて,紅葉のモミジの撮影をしていた。このモミジは領家のモミジとともに日本一の巨木と言われている。
2022.12.11
広瀬神社社叢
伊豆市城にある白山神社に向かう。県道12号を東に向かい、中伊豆小学校の北約400m、城川右岸の山裾に白山神社が鎮座する。社殿の右前にクスノキが立つ。細い注連縄がまかれ、御神木であろう。
伊豆の国市田京にある広瀬神社に向かう。伊豆箱根鉄道田京駅から南に500mのところにある。境内の木々が、一括して天然記念物に指定されている。御神木のクスノキは社殿の後ろ側に立っている。樹皮だけになって辛うじて生きている。他にもソテツ、大杉、大松、などがある。
益山寺の大モミジ
伊豆市修禅寺にある修禅寺日枝神社に向かう。弘法大師が開いたと伝わる修禅寺の東隣に日枝神社が鎮座する。温泉街の駐車場に車を止め、観光客で賑わう通りを抜けて日枝神社へ。日枝神社境内には杉の巨木が数本ある。社殿の向って左手に二本スギが立ち、「夫婦杉」とか「子宝杉」と言われている。以前は二本の間に鉄の階段があったようだが、今は撤去されている。
伊伊豆の国市御門にある塞神社に向かう。豆箱根鉄道田京駅から北西に約350mの市道に沿って塞神社がある。境内は狭く、クスノキは道路に面しているので、道路側の大枝が切られている。
白山神社の大クス
樹高 22m
目通り幹囲 5.4m
樹齢 推定300年以上
県指定天然記念物
拝殿に向かって右側の裏山に上る山道の入り口にイチイガシの巨木が立つ。九州では特大の巨木に育つイチイガシだが、北に向かうにつれ少なくなる。
樹高 25m
目通り幹囲 5.3m
樹齢 推定300年以上
日枝神社のイチイガシ、スギ、カゴノキ
樹高 19m
目通り幹囲 5.6m
樹齢 300年以上
樹齢約300年のソテツ
イロハモミジ
樹高 17m
目通り幹囲 4.9m
樹齢 860年
県指定天然記念物
樹高 30m
目通り幹囲 5.8m
樹齢 不明
クスノキ
塞神社(さい)のクスノキ
推定樹齢2500年の御神木・クスノキ
樹高 20m
目通り幹囲 4.5m
樹齢 300年以上
伊豆市指定天然記念物
筏場八幡神社のシロダモ
伊豆市筏場にある筏場八幡神社に向かう。狩野川の支流大見川に沿って、上流を目指す。県道59線沿いの貴僧坊の対岸に位置する。(59号を走り、貴僧坊の先で川を渡り、対岸を少し行くと右手に八幡宮の石段が見える。)社殿の左手前にシロダモが立つ。
樹高 25m
目通り幹囲 5.5m
樹齢 350年
伊豆市指定天然記念物
イチイガシの上の方にはカゴノキが立っている。カゴノキは黒っぽい樹皮が剥がれ落ち、その跡が白っぽいので、鹿の子模様になるので、鹿子の木と呼ばれる。暖地に生える常緑高木で、普通は高さ10~15m程になる。
参道の木道を挟んで大モミジの反対側に立つ。上の方は葉が落ちていたが、下の方はまだ黄色の葉が残っている。
境内にはツガの木も立っている。
イチョウ
樹高 25m
目通り幹囲 5.1m
樹齢 推定350~400年
伊豆市指定天然記念物
シロダモの前にはカゴノキが立つ。目通り幹周囲 2.8m、樹齢300年以上である。
社殿の右奥斜面には、3本の合体木があるが、標識もなく、何の木かも分からない。