賀茂郡東伊豆町片瀬にある片菅神社に向かう。白田川左岸の山裾に神社があり、拝殿右手にクスノキが立つ。2020年撮影の写真には注連縄がないが、今回は巻かれているので、御神木のようだ。

2022.12.25

伊東市 東伊豆町

静岡県伊東市八幡野にある八幡宮来宮神社に向かう。朱塗りの橋を渡ると、参道があり一段高いところに鳥居がある。鳥居をくぐると、その先に広い参道石段が続き、石段の中央には、樹木や石灯篭が立ち、社殿は参道の右側に立っている。大杉は拝殿の左手前に立っている。境内には様々な樹種の巨木が多数あり社叢全体が国指定天然記念物になっている。中でも大型シダ植物であるリュウビンタイは日本列島の北限自生地となっている。本殿も県指定有形文化財になっているが、覆屋に覆われて見ることはできなかった。

八幡宮来宮神社のスギ

八幡宮来宮神社から少し戻ると石垣の上にシイノキが立っている。道からは見上げた格好になる。幹が激しく捻じれ、ごつごつしている。中は空洞になっていて、上から覗くと下が見えるくらいに空洞化している。高見とは、地名ではなく、所有者の屋号のようだ。

伊東市新井にある綿津見(わだつみ)神社に向かう。伊藤港の東側にある。国道から神社に直接向かう道は無く、新井堤防の信号手前を旧道に向って右に進み国道135号線と隣り合った�道を進むと右側に神社があり、クロマツが海側に傾斜して立っている。社殿は背後の岩に張り付いて建っている。

樹高 40m
目通り幹囲 5.7m
樹齢 300年以上
国指定天然記念物(社叢)

賀茂郡東伊豆市片瀬に向かう。白田川河口、左岸の海岸近くにクロマツが立つ。「はりつけの松」の由来は(身分の違いにより許されない恋に落ちた二人が身分を記した宗門人別帳を燃やすため、龍淵寺に放火し、その罪によりはりつけになった。)海防のマツの名残だというが、今は公園になり、松の木もまばらである。

最誓寺のソテツ

樹高 不明
目通り幹囲 6.1m
樹齢 不明

はりつけの松

樹高 20m
目通り幹囲 8.0m
樹齢 800年以上
伊東市指定天然記念物

高見のシイの木

賀茂郡伊東市音無町にある最誓寺に向かう。伊豆流罪中の源頼朝が、監視役だった伊東祐親の娘・八重姫と逢瀬を重ねたという音無神社と道を挟んで最誓寺がある。寺には伊東氏の墓がある。本堂の左手前にソテツがある。

樹高 23m
目通り幹囲 4.1m
樹齢 250年

片菅神社のクスノキ

樹高 28m
目通り幹囲 3.9m
樹齢 不明

樹高 7m
目通り幹囲 3.5m
樹齢 200~299年
伊東市指定天然記念物

綿津見神社のクロマツ