私たちの富士登山は10年くらい前、日曜登山から始まっています。最初のうちは、遅い私を小屋ごとに待って、山頂まで行ったり、私もお鉢巡りを2回経験しています。そのうちに、富士登山は夫の海外登山の練習の場に変わっていきました。私も海外登山についていっている間は、頑張って登っていました。今考えると驚きますが、3時間45分で登ったこともありますし、大体4,5時間で登っていましたし、雪の時も6時間くらいで登っていました。私のテンションが下がり、夫がお鉢めぐりをして下りてくるのと、私が上がっていくのと会ったところで私の登山は終わりという状態が続き、私もずるくなって、時間的にもう下りてくる頃かなと思い、9合目とか8合目とかで待つようになりました。私が9合5勺まで行っていると、もう一回私を連れて、神社まで登り返したことも何回かありました。 このHPをはじめてからは、山頂まで行ったことは無いことに愕然としました。 今日は、山頂まで行きたいと思い、何時間かかっても良いと言われ、足を出していればいつかは山頂に着くのではないかと言われた。

翌日の新聞に、「山頂で茶会」が載っていた。
千葉のほうの裏千家の方々が登山者にお茶をたてて振舞ったんだそうだ。夫が着いたときはもう終わっていたそうだ。そういえば、スーツにネクタイの格好の人が、二人上から降りてくるのに会ったが、あの人達も関係者かな。山でスーツは違和感がある。前に木曽駒に5月の連休に行った時、雪の中背広で登っている人に出会ったことを思いだした。でも、昔の写真を見ると、スカートの婦人が山登りをしていたりする。また、新聞には山頂の湧き水でお茶をたてるとあったが、山頂に湧き水はなく、雪渓がとけて水になったものをくみ上げている。(夫談)また、神社の標高が3600Mと書いてあったが、3700M以上はあります。この記事は正確ではありません。

山頂からの風景

観測所横の展望台に登る。前は開放されていなかったような・・・

頂上へのキツイ登り

消耗して椅子にへたり込む

やっと神社にたどり着く

籠にスイカを入れて運んでいた。頂上でスイカ割りをするのだそうだ。

AM.6 水ヶ塚から、シャトルバスに乗り込む。今日からまた、マイカー規制でシャトルバスが運行されるのです。AM.6.40 登山口を出発する。8合目くらいまでは、何とか歩けたが、その後は足が重く、段々速度が遅くなる。今日は、なんとしても上までいくぞ!!と足を動かす。息も絶え絶えで神社に着いた。夫はお鉢めぐりも済んで、1時間ほど待っていたようだ。山頂に行くと言い出した。「ラストチャンスかもしれないから。」と言われて、重い腰を上げる。頭が重く、食欲もない。遅々とした足取りで山頂に向かう。山頂のお釜を久しぶりで見たような気がする。まだ少し雪渓が残っていた。随分時間を掛けて山頂に着いた。展望台にも登ってみたが、雲海で下は見えなかった。戻ってくると神社裏で、行きに会った風林登山の青年たちが持ってきていたスイカ割りの準備をしていた。結局着いたのはPM.2でこんなにかかるのは登山ではないとしかられそうです。渋滞の登山道を下り、7合目からブル道を下りた。登山口に着いたのは、PM.6.40だった。12時間歩いたことになる。夕焼けをみながら、7時のバスに乗り込み、家に着いたのは10時を過ぎていた。

右の三角点の碑は平成14年と書いてあるので私ははじめて見るかも知れません。

山頂を後にする。

お鉢めぐりの道がよくわかる。

久しぶりの山頂で

風林登山ののぼりを持って、祭りと書いた法被を着て登っている5,6人に出会った。

水ヶ塚からの早朝の富士山。

富士山

H.19.08.11