藤枝大祭り

2019.10.5

江戸時代、田中城の鬼門を守る青山八幡宮の大祭に、藤枝宿の屋台が神輿渡御の行列に付き添ったのが始まり。明治4年の廃藩置県で田中藩が解体され、藤枝浄区の総社飽波神社の大祭この屋台を曳き廻しが移行された。寅、巳、申、亥の年に施行される。日本一の長唄による地踊り、屋台の曳き廻しが見どころである。今年は3年に一度の大祭で、10月4,5,6日に行われた。私は5日の宵祭りを見に行った。

今は町名としてはなくなってしまった「小坂」「栄」「木町」「原」「長楽寺」「千歳」「上伝馬」「「市部」「左車」「下伝馬」「白子」などの名前を付けた提灯に灯を入れて、三味線、長唄の人を乗せ、左車と下伝馬には、舞児が乗って舞を披露する。私は左車の藤娘を見ることができた。

今住んでいるところは、お祭りとは関係のないところで、掛け声やお囃子は聞こえてくるが、屋台は回ってはこないのが寂しい。遠くから「やれやれやれや」という威勢の良い掛け声が聞こえてくるとお祭りだなーと感じる。、最近お祭りに凝っている夫は3日とも出かけ、3日目の宵祭りの激しい雨にも負けず見ていたようです。