浜松市 3

2021.9.26.

秋葉神社は、赤石山脈の遠州平野に突出した最南端で天竜川の上流に位置し、山頂に秋葉さん本宮秋葉神社を祀る。千古のスギ、ヒノキが鬱蒼と茂り、街道随一の霊山である。

天竜区只来にある只来のカヤに向かう。国道362号線を旧春野町に向かう。国道は二俣川に沿って走っている。国道は光路沢トンネルを抜け、600mほどで、只来トンネルに入るが、カヤはその二つのトンネルの間、国道の左手に立っている。トンネルの手前の細い道を入ると、すぐに個人宅の道がある。右に斜面にカヤは立っている。道にはカヤの実がたくさん落ちていて、枝にはまだ実がついていた。

参道には秋葉杉の大木が続く。大杉は東の神門近くにあるというので、次の機会に行きたい。

子安神社のカシ

天竜区佐久間町大井(鮎釣)にある子安神社に向かう。国道152号線を走り、鮎釣集落には、右側のつづら折りの坂を上っていくと、最高点に駐車スペースがある。参道の石段を登ると、石段の中間点の右側にカシの古木が立っている。目通り幹囲 4.5mくらいの古木で、根元近くは空洞になっている。

西の神門

本殿と幸福の鳥居

大鳥居

浜松市天竜区 只来のカヤ 秋葉神社上社 子安神社のカシ

子安神社もすっかりさびれてしまっている。集落も空き家が目立ち、何人住んでいるのだろう。

雨が降り、じめじめした石段や参道には、ヒルがいた。夫と息子はヒルにとりつかれて、血を吸われた。雨に濡れた石段の手すりを越そうと足を架けた夫はすべって転んでしまった。たいした怪我をしなくてよかった。

秋葉杉の切株

只来のカヤ(ただらい)

樹高 17m
目通り幹囲 4.9m
樹齢 推定300年以上

秋葉神社上社