浜松市

2023.2.26

浜松市北区細江町広岡にある神明神社に向かう。神社の石鳥居の右隣にクスノキが立つ。子授け・安産に霊験があるとされ、足元には石造りの観音菩薩像が祀られている。地上5m程で、主幹を失い、枝も切られて、なんだか痛々しい姿になっている。

方広寺の半僧杉

浜松市北区貴布祢にある貴布禰神社に向かう。遠州鉄道浜北駅の北方、浜北文化センターの隣に鎮座する。浜松市保存樹のクスノキは拝殿の右側にやや傾斜して立ち、途中で2幹に分かれている。この太さの木にしては樹冠が小さい。

浜松市中区龍禅寺町にあるクロマツに向かう。龍禅寺は開創以来1200年という古刹だが、このクロマツは寺の境内にはない。寺から北に100m程行った集合住宅の駐車場に立っている。周囲をアスファルトで覆われ、環境は良くないが、樹勢は良く枝を伸ばし、青々とし葉をつけている。浜松市の保存樹に指定されている。案内板によると(指定された樹木の中で一番背が高い。)

浜松市北区引佐町奥山にある「方広寺」に向かう。山門をくぐり、境内に入ると、沢山の羅漢さんが向えてくれる。伽藍はどれも新しい。明治14年の山火事火災で焼失、再建したためである。半僧坊と大杉だけが消失を免れた。羅漢坂を上ると、宿坊「円明閣」の前に大杉が立っている。

樹高 26m
目通り幹囲 3.6m
樹齢 不明

保存樹林第51号

三輪家から100m程離れた所に「浜松市保存樹林」がある。案内板によると(クロマツ、クスノキ、エノキ、イヌマキ等の屋敷林が代々の所有者によって守られてきた。)とある。切株が目立ち、土地も空き地化していたが、何本かの立派な木が残っていた。

浜松市南区石原町の三輪家を訪ねる。浜松市指定樹木のクロマツは三輪家の庭にある。家の前の道路からも樹冠部が見える。案内板によると(薙刀のマツと呼ばれていた。主幹が最上部で曲線的に曲がっているから連想された。)もう1本立っていたそうだが、台風で倒れ、その幹を置物に加工してもらったというので、見せてもらった。この木で年輪を数えると200年だったということです。丁寧に応対して頂いて、ありがとうございました。

樹高 16m
目通り幹囲 5.8m
推定樹齢 400年
浜松市指定天然記念物

山内家のクロマツ

浜松市西区入野町にある八幡神社に向かう。入野八幡神社は佐鳴湖のすぐ南に位置する。参道の正面のクスノキは株立ちで幹囲は右側の幹で測っている。正面には「大楠神社」が祀られている。境内のマキ、クスノキ、ムクノキ、エノキは保存樹林に指定されている。

浜松市南区新橋町にある山内家のクロマツを訪ねる。県道317号沿いから見えるが、見つけるのは難しい。集合住宅の駐車場奥に立つ。下部に枝は無く、上部で球形の樹冠を形成している。

樹高 16m
目通り幹囲 6.6m
樹齢 500年

龍禅寺のクロマツ

ヤマガラ

樹高 18m
目通り幹囲 5.3m
樹齢 不明

貴布禰神社のクスノキ

樹高 43m
目通り幹囲 5.8m
樹齢 不明
浜松市指定天然記念物

子授け楠

樹高 17m
目通り幹囲 5.3m
樹齢 推定350~400年

住吉神社のクスノキ

浜松市東区常光町にある住吉神社に向かう。天竜川右岸、東名高速天竜川橋西詰の北方800mのところに住吉神社がある。境内前面にクスノキが立っている。神社には扁額も名称を書いた札もなく、これが住吉神社である証拠もない。浜松市保存樹に指令されているが、今まで見た案内板もなく、朽ち果てたような木の標識が立っているだけであった。

三輪家のクロマツ

樹高 27m
目通り幹囲 3.3m
樹齢 不明

入野八幡神社の楠