2021.9.5
神社の裏にある「歴史民俗資料館」を見学する。
玄関前には江戸時代の「産屋」があり、中には出土した銅鐸が展示されていた。
夫婦クス
細江神社のクス 引佐町馬門のムクノキ 渋川のイチョウ 中区領家・栄秀寺のイチョウ 天竜町の法橋のマツ
北区引佐町奥山馬門に向かう。県道303号を西進し、馬門バス停の手前で右に入り、神宮寺川を渡り、右に進むと住宅の先に「ムクノキ」が聳えている。ムクノキは落葉樹で、実が落ちている。ムクノキの実はムクドリを始め、小鳥の好物である。
東区天竜町に向かう。JR天竜川駅近くの住宅地にある。1311年、妙恩寺を開いた金原法橋が、庭に植栽したのが由来とされる。1952年には枝張りが最大18m程あったが、マツのすぐ近くまで工場が立ち並び、急激に弱った。保護活動が進められている。
樹高 14m
目通り幹囲 5m
樹齢 約700年
県指定天然記念物
領家・栄秀寺のイチョウ
細江神社のクス
樹高200m
樹齢 650年
北区引佐町渋川に向かう。道脇に大きな銀杏が見えてくる。ここに渋川六所神社があり、御神木であった。神社の棟札によると(1361年、神社の御宝殿を造った。)とあることからそのころこのイチョウが植えられたと思われる。神社は移転して今はここにはない。
藺草神社・1707年、遠州地方に大地震があり、高潮のため田んぼに塩水が入り、稲が全滅した。豊後の領主(大分県)に相談したところ、「豊後の藺草を植えるように」と言われた。これが浜名湖一帯の名産・琉球藺の始まりである。
浜松市北区細江町気賀にある細江神社に向かう。境内には参道の夫婦クスをはじめ、クスノキの巨木が多く、社叢全体が天然記念物指定されている。最大のクスは社殿右手奥にある。(昔、このクスの穴に大蛇と大蝙蝠が住んでいた。両者は自分が主だと譲らず、大げんかを始めた、争いは3日3晩続いたが、すいに力尽きて、共に血だらけになって倒れた。今も血の跡が残ったいる。)大きな洞はあったが中は良く見えなかった
法橋のマツ
かっての(昭和初期)マツの姿の写真がある。
樹高 23m
目通り幹囲 6.1m
樹齢 推定300年
市指定天然記念物
中区領家の向かう。浜松駅の東南東の住宅街にある。本堂の左手前に立っている。背丈はあまりないが、大きく枝を伸ばし、樹勢は良い。ギンナンを拾った後だろうか、地面に転がっているギンナンを拾ってきた。
渋川のイチョウ
樹高 29m
目通り幹囲 6m
樹齢 700余年
引佐町指定天然記念物
馬門のムクノキ
樹高 15m
目通り幹囲 7.3m
樹齢 500年
町指定天然記念物