アテネ・インペリアルホテル

イカ、海老、小魚の唐揚げ

魚のソテー、日本らしい味付けならもっと美味しかったのに、残念な魚料理

時計台の裏手には、小さな教会があった。

階段を10分ほど上ると時計台がある。対岸のガラタスの町がよく見えた。

6日目

エーゲ海(サロニコス湾)1日クルーズ

アフェア神殿 パルテノン神殿より古く、アルカイック後期の最も優れた建築。 石灰岩でできている。  この神殿とアテネのパルテノン神殿、スニオン岬のポセイドン神殿を結ぶ三角形は、月に照らされて白くかがやく灯台の役目を果たしていたそうだ。

エーゲ海は、地中海の東部で、西はギリシャ半島、東はアナトリア半島に面した入り江上状の海域。2500の島が浮かぶ多島海。 今回のクルーズは、エギナ島、ポロス島、イドラ島に上陸し、船内では、ダンスや歌のショウを楽しんだ。

エギナ島はピスタチオが有名。葉の落ちたピスタチオの畑が広がる。

アクロポリスの丘とその周りで発見された先史時代からの発掘物が展示されている。パルテノン神殿が建てられた頃の物が多い。各神殿を飾っていたレリーフ、彫像があるが、展示されているのは一部で、あとは大英博物館にあるそうだ。  返還運動をやっているようだが、なかなか進展は難しいそうです。  今でも博物館の床下では発掘作業が行なわれていた。

アクロポリス博物館

アテネには、国立考古学博物館もあったようだが、予定にはいっていなかった。 ここには、クレタ島を除く、ギリシャ各地の遺跡からの出土品が納められている。アガメムノンのマスク、ポセイドンのブロンズ像、大理石像、などが展示されてるそうだ。

初めての海鮮料理の夕食

大聖堂

展望台からリカヴィトスの丘が見える。標高273m。  伝説によると、女神アテナがアクロポリスを守る城壁を作るため持ち込んだ岩だとか。

床下の発掘現場

カリアティデス(少女像柱)編み上げられた髪の毛が美しい。オリジナル

7日目

クルーズで一緒の新婚さん お元気ですか?

エギナ島 古代ギリシャではポリスとして栄え、1827年独立した時、2年間だけ首都になった。 オプショナルツアーに参加した。(3000円)

ポロス島

人口4000人の小さな島

昔の要塞の跡。大砲が見える。

ロバで島をまわることもできる

仙台出身のクミコさん。フォリ・フォリ(ギリシャのブランド)の貴金属を売るのに忙しくしていたと思ったら、日本人クルーということで、説明をし、バスでは、ガイドをし、ショウでは司会をし、歌も歌い、迫力のある日本人でした。

アテネのピレウス港から出航してサルニコス湾の島をまわります。

エレクティオンは紀元前421〜415のペロポネソス戦争の間に建造。伝説上の王エレクテウスの館とされ、ゼウスやアテナ、ポセイドンなど複数の祭神を合祀した。屋根をささえるカリアテディスと呼ばれる少女像があるが、今あるのは複製でオリジナルはアクロポリス博物館に展示され、1体は大英博物館にある。

高校生くらいか?

ドリア式の石柱に囲まれたパルテノン神殿。 すべて加工大理石を重ね合わせて建てられているので、冷厳な感じを受ける。横31m、縦70m、柱の高さ10mの巨大な神殿である。周囲には46本の柱は立っている。下部の直径は約2mもある。全体が彫刻像やレリーフで飾られていた。一部はアクロポリス博物館や大英博物館に保存されている。

 アグリッパの台座は紀元前2世紀のペルガモン王の馬車像の台座として造られ、後にアウグストゥス帝の婿アグリッパの像が置かれた。 右 ドリア式円柱のある建物は、画廊や休憩所として使われたピナコクテ 

プロピライア 複数の通路を持つ大きな門を意味する。紀元前437〜432に建造。階段を覆う中央楼の正面はドリア式円柱、左右はイオニア式円柱。 

アクロポリスの丘

市内を走るトロリーバス

日本語の上手なガイド

船長以下乗組員の紹介

民族舞踊

同じクルーズに参加した、日本人の学生。アテネを見た後、イタリアのほうに行くと言っていた。親の援助なしで自腹で来たと言っていたが。帰国子女がいるので言葉は大丈夫だそうだ。楽しんで帰ってね。

ヤギの群れが通る。

キモンの南壁 自然の岩山だったアクロポリスの南側。ペルシャ戦争以降、アクロポリスの再建を指揮した執政官キモンの命により、石積をもちいた防護壁となり人工的に広げられた。

ディオニソス劇場は遺跡として残されている。 古代都市にはアクロポリスと劇場が必ずあって、古代アテネの劇場がここであった。

撮影禁止だったので、絵葉書から。

乙女の像

イロド・アティコス音楽堂 アッティカの大富豪イロド・アティコスが市に寄贈した。161年に建築された。6000ある観客席は最近修復された。平幹二郎もギリシャ悲劇を演じたそうだ。

アテナ・ニケ神殿 翼のないアテナの像が安置されていた。カリクラテスの設計でイオニア式の列柱が美しい。

アテネの街

アテネ五輪の行なわれた競技場

ドルマーデス ご飯にひき肉とみじん切りの野菜を加え、葡萄の葉に包んで煮た物。

地中海に注ぎ込む川が少なく、海に栄養が少なく、海が深くてプランクトンがあまり発生せず、藻なども少なく魚が生息するのに適していない。  そういえばいままで魚料理が出ていないし、海辺なのに磯の香りがしない。日本の海とは趣が異なる。

聖ネクタリオス修道院 近代ギリシャの最も重要な聖人。教会と女子修道院には聖人の遺体の一部が安置され、ギリシャ正教の巡礼地となっている。

歌を聴きながら、昼食。今日お誕生日を迎えた同じツアーの男性を夫がお祝いしてもらうようにクルーに頼み実現した。

店先で談笑する島人

階段が続く。チュニジアのシティブサイトのような青いドアが綺麗だ。

一番奥にある、交通手段がロバとだけの島。19世紀に東地中海貿易で繁栄した島。

パルテノン神殿 民主政治を築いた名将ペリクレスものと、カリクラスが設計、彫刻家フィディアスが総指揮を取り、古パルテノンの上に造られた。紀元前432年に完成。1687年、ヴェネチア軍の砲撃を受け大破。一部のメトープとフリーズはアクロポリス博物館に展示。後は大英博物館にある。

プロポライアの内部。ドリア式円柱が綺麗だ。

イドラ島

神話の国ギリシャを旅して、・古代ギリシャの遺跡を見て、この国の今の現状と照らし合わせて複雑な心境になった。こんな昔から高度な文明を持っていたのに、その大部分を英国にもっていかれ、返してもらう約束で、新しいアクロポリス博物館を作ったのに遅々として進んでいないようだ。  日本で天照大神や大国主命を祀っているように、古代の神々を祀っているのだろうか?本当に実在したような錯覚を持ってしまった。  パルテノン神殿のように、修復中のものがあるが、あまり修復してしまうより、壊れたままあったほうがいい場合もあるので、難しいところだと思った。

ギリシャ独特の模様の銀のネックレス。

海綿とオリーブ石鹸

家が途切れた山頂付近。たたずむ馬。