2026.3.19

阿南町

仲谷春告桜

三遠南信道を通り、長野県下伊那郡阿南町東條仲谷に向かう。信州の彼岸系古桜では最も早く咲き、春を告げる。無名であったが、平成15年より「仲谷桜会」が周辺整備を続け、「仲谷春告桜」と命名し、見守っている。根元には荒上川神様が祀られ、御宝には明治24年と記されている。祀る以前から桜は存在していたと言われ、推定樹齢は150~200年とされる。斜面の中腹に立ち、近寄ることはできない。

江戸彼岸桜
樹齢 800年

正法寺のエドヒガン

下伊那郡阿南町東條にある正法寺に向かう。阿南町役場から200mほど東にある。本堂の左手に稲荷社があり、そこへの途中の観音堂が立つ。桜は観音堂への石段の横に立つ。幹には苔も生え、古木の雰囲気を備えている。まだ3分咲きで、満開には少し早かった。

エドヒガン桜
樹齢 140年
目通り幹囲 2.6m

千木の親桜

下伊那郡阿南町東條千木に向かう。千木天満宮の敷地内にある集会所と裏の鉄工所の狭い間にある。幹心が洞状になり、かなり穴が開いている。樹齢700~800年にしてはしっかり花をつけている、この親桜の半径400m範囲内にこの親から株分けされた樹齢120~200年の子桜が植えられている。これらを合わせて「親子桜」と言われる。

エドヒガン
目通り幹囲 3.5m
推定樹齢 150~200年

樹高 20m
目通り幹囲 2.7m

おとく桜

下伊那郡阿南町北條に向かう。春告桜の道を先に進むと仲谷八幡宮があり、境内に咲く。桜の傍にある碑によると、近くに嫁いできた「とく」が苗より育て、明治初年に植えたという。彼女が願いを込めて神社に献じた桜は激動の時代を見守り、地域の人々の心の中のお宮として生き続けている。幹にも、碑にも苔が生えていた。