牧の原 カタクリ  安田(あんだ)の大シイ 

2020.3.26

牧之原台地の牧の原公園のカタクリを見に行った。少し早かったのか、蕾が多く、これからという感じでした。  島田市指定天然記念物であるカタクリの花が群生している。カタクリは山地や丘陵に自生する多年草で、成熟すると、長さ5㎝程に紅紫色の花を下向きに咲かせる。斜面21000平方メートルの敷地内に約一万株のカタクリが自生している。

(シイはブナ科の常緑高木で、、暖地に自生している。安田の大シイは根元から幹が分かれ、シイの巨木としては大変珍しい。細部の枝もよく繁茂し、樹勢はなお盛んである。)周りを一周できるようになっている。裂けてしまっている枝もあるので、手当をしないと心配である。以前の写真を見ると横に張り出している枝が今回は見えない。この枝が折れたのかもしれません。想像です。

島田市大代安田
樹高 27m
目通り幹囲 11.3m
樹齢  300年以上

いい加減な島田市の地図を見ながら、「安田の大シイ」を探す。牧之原台地を下りて、大代に向かい、畑の中をうろうろしていると、軽トラックが来た。おじさんに聞くと、教えてくれて、先導するように走りだした。細い農道を牧之原台地に上がって、掛川方面へ車を走らせる。道端に車を止めて、ここを入ると教えてくれた。そこには小さな「安田の大シイ」標識が出ている。お礼を言って右に入ると、目の前に大シイの姿が広がった。

二株の合体木で、幹の向かう向きが互いに反対向きで、そのため、樹冠が一層立派に見える。