俺はZX10というバイクにはまっていた!
<<いい天気だ!!>>
やっぱ大型車はこうでなくちゃいけない・・・
誰も信じなくていいんだ!カメラでしっかりその瞬間をきめてやる!
その目につきつけてやる!
俺は単車のミラーたたんで撮影始めたのもこの頃である。
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参考までに・・・
某HPでは「ミラーを取っ払ってしまったり、ライト回りの凹みやインテークの
穴をキレイに塞いでしまっても、5km/hや10km/hはたちまち違って
来る。」などと書かれていた気がする。
俺のバイクには目立ったインテークはなかったが。
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1994年1月・・・
いつものようにカメラをタンク上へセットする
この日はマシンのミラーもたたんでみた!
自動巻きカメラではないのでチャンスは1走行1回こっきりであるのはいつもとかわらない
そしてスタート!
邪魔な4ツ輪を抜いてゆきチャンスを見つけ、アクセル全開!!
加速!!
ズババーン・・・
スピードメーターを見れば何時の間にか非日常な速度で走ってることを認識させられる。
?40・・・?50・・・?60・・・ゲロゲロ
早く写真だけ撮って帰っちまいたい気分になる。
コレで4ツ輪とかと接触したら死ぬんだろ・・・
?60・・・ゲロゲロ・・・?70・・・更に上へ
写真は1走行1回だけ!ミスはしたくはない!
「カシャッ!!」
カメラをきめて俺は急いで帰った。
写真は成功か?大切にカメラを抱え速攻でこの場を去る!
<<タイヤサイズFタイヤ120/70R17 Rタイヤ160/60R18(ノーマルサイズ) >>
<<スピードメーターはZX−10、 B1純正300km/h>>
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<ココでこのプロジェクトを台無しにしてしまう重大なトラブルが発生した!>
やっぱ・・・そうか・・・
以前もそうだった。
現像した写真を見ると違うのである。
俺の先ほどまでいた世界!スピードメーターと明らかに違う!のだ
メーター速度を公表するわけにいかないので例えの速度で書かくなら・・・
もし?80前後出ていたと思われるメーターが写真で見たら?70前後
だったらどうであろうか?
またメーターの針の位置によって誤差がかなり違う。(ゴチャゴチャ説明するのも腹が立つ)
そんな気持ちを押さえられるであろうか???
偶然が重なったのでコレは?と怪しんだ。
このプロジェクトを今後続けていこうか?悩んだ
何故?・・・
現実は小説より奇なり・・・!!!!!!!!!!
イヤな言葉が頭に・・・(現実は小説より奇なり・・・)
2001年現在であるが↓に参考になるであろう写真を私自身で意図的につくってみた。
写真のメーターはZZR1100、D1専用のモノ(2001年現在、俺がZX10に使用してるメーター)であるが・・・
<<真実を探れ!!>>
<<スピードメーターはZZR1100、D1純正320km/h>>
止まってるバイクのメーター写真であるが・・・
止まってるならば0km/hなのになぜかスピードメーターの針がすすんでる。何故???
コレは俺が意図的に作り出した写真である。
誰が見てもわかるように極端な角度でたくさん誤差が出るように
工夫してみた・・・
バイク用のスピードメーターはライダーの目線で確認しやすいように角度が付けられてるのであるが
タンク上にそのまま固定されたカメラではライダーの目線の角度から外れてしまったのである。
そんな仮説を立て↑の写真を作ったのであるが・・・
何せタンク上に取り付けられたカメラはタンクから2,3cmの高さからレンズ(目線)
を出してる。
人がどんなに伏せたってそんな目線でメーターを拝む事はないだろう。
メータの針と文字盤がズレて見えるのである。
必死でメーターと格闘してきた俺にはかなり強烈な現実を叩きつけられた。
メーターとの格闘に戦意喪失しかけた・・・・
↑の写真でカメラがメーターを見上げる角度にあると説明したかったのである。
もし?80を下からカメラが見上げた場合どうなるか考えて欲しい。
下からメーターの針をカメラから見上げた角度の撮影なのだ!
0km/hならメーターの針は”上!”に見えたかもしれないが・・・
?80前後の場合メーターの針が”上!”に見えたら?70前後の速度になってしまう。
?80前後出ていたと思われるメーターが写真を見たら?70やら?
それ前後だった俺の気分はかなりブルーである・・・
悩む
ある案が浮かんだ・・・
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*この頃のマシンの仕様*
この頃のマシンの仕様はというと・・・ノーマルエンジンに
スーパートラップマフラーといったヘンテコなマフラーをチョイスしていた。
このマフラーはマフラー後方にディスクを装着するタイプのマフラーであり
これで排圧を変更してセッティング出来るというマフラーである。
俺の予定ではディスクの枚数でセッティングして遊ぶはずであった・・・
しかし・・・
ある日シャシーダイナモにて一つの結論にたどり着いたのである。
7枚ディスクをつけた状態とディスクなし(0枚)でシャシーダイナモ上で試したところ
ディスクなしの状態で良い結果が出たのである。
スーパートラップはディスクの枚数によっては体感できるほどの差が出ることもある・・・
俺のバイクによる俺の感覚によるいい加減な体感テストの場合であるが・・・
俺の場合はお金がかからないこととパワーアップの両立を求め完全にディスクの”ない”抜けっぱなしにして乗っていた
2001年6月、今現在もディスクなしの仕様でこのマフラーを愛用している。
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