アナログメディア関連 アナログ音源再生計画
A010125・0209
管理人の録音事始め

この記事はPart1「オープンテープ」についての補足内容です。


私の小学生の頃はカセットテープは登場したばかりで、家庭にあったのはAC-DC兼用のオープンポータブル録音機でした。

イトコが当時、SONYのポータブル機を持っていて、それに友達や家族の声を吹き込んで遊んでいましたが、非常にうらやましく、私も親にせがんでNationalの録音機を買ってもらったのです。それが自分の録音事始めだったようです。

オープンのコーナーに掲載してある3.5インチのテープで、テレビアニメの主題歌や大晦日の「行く年来る年」とか「紅白歌合戦」を録音したり、家族旅行の時に持っていって声の旅行記を作ったりしました。

 確かライン入力端子など無く、テレビの音声も付属のマイクで直接録音していたように記憶しています。なお、National製品は入力感度を自分で調整しなければならなかったのですが、すでにSONYは自動レベル調整でした。

テープは2トラックモノラルのため、その後購入した4トラックデッキでは再生できませんでしたが、二十歳の頃、食費を削って買った2トラック38cmデッキと4トラ・デッキ間でスピードを落としながらダビングして何本かは、最終的にカセットにしました。

そのカセットのうち家族旅行記をCD-Rに編集して焼きましたが、祖母や祖父の声が入っているんではないかと思われる大晦日の表情を録ったテープはそのままでした。  何十年ぶりかで修理したデッキで再生したところ、大晦日のNHKのラジオ放送・紅白歌合戦それにベートーベンの恒例の第九の録音が入っていただけでした。案外自分の記憶もあてにならないものです。

※なお、これらの録音機は私の手許にもうある筈も無く、イトコに訪ねましたが大昔に捨てたとの事(^^;多分写真もないだろうなぁ?そう思ってアキラメテいた矢先、相互リンクいただいているN氏のページに、同型の録音機が掲載されているではありませんか!
型番も忘れていましたがナショナルのRQ-102という機種でした。掲載画像の機器ははブラックですが私のはサーモンレッド(赤系)でした。N氏の解説では『キャプスタンにキャップをはめてテープスピードを変えるタイプ。』とありましたが、そういえば一回り大きなキャップをはめて9.5cmでも録音できたような記憶があります。ただ録音時間が半分になってしまいモッタイナカッタ(^^;ので、全て4.75cmで録音していたため、すっかり仕様も忘れてしまっていたようです。

 テープの録音内容や録音機の仕様も実際に見たり聴いたりしないと忘れてしまうモノですね(^^;



Last Update 2002.9

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