黒１は冷静な手です。
しかし白２も冷静な手で白８までで右辺に白地が出来ました。
下辺の黒は手厚いけれど完全な黒地ではありません。
黒はもう一手かけると一方地になってしまいます。
やや甘い打ち方だそうです。
１０－２図 は 不正解
黒１に白２と打たれると黒は４に切れないので、黒１は良くない。
黒３とノビる位ですが白１２になっては黒不満です。
１０－３図 い 正解
黒１のノゾキが正解です。
白４とツケる手はありますが黒５としっかり白二子を取っているのが良い。
白６にはしっかり黒７とツギます。
白８になったときの黒▲の位置が良い。
▲が一路右だと打ち込みが残ります。
黒は右辺から上辺に大模様が出来打ちやすい進行です。
