紫の上さん互先局3
第1譜 10手 (通算1-10) |
2009/09/27〜 黒 紫の上さん 白 天頂の囲碁 6級 しげ「ソフトは6級で白ということでお願いします。」 紫の上さん「どうぞよろしくお願いします。黒1は右上星です。 しげ「白2は左下の星です。」 紫の上さん「黒3は右下星です。」 しげ「白4は左上の星です。」 紫の上さん「黒5は右辺中央星 三連星です。」 しげ「白6は右上隅の小ゲイマカカリです。」 紫の上さん「黒7は受けます。」 しげ「白8は左下隅の小ゲイマジマリです。」 紫の上さん「黒9は下辺中央星です。」 しげ「黒9まで模様の張り合いです。 白10は疑問手だと思います。」 |
第2譜 10手 (通算11-20) |
紫の上さん「黒1は白にここを打たれたらイヤだからシマリます。」 しげ「黒1は守りの手ですね。私なら左上や右上にカカッたままの白石に眼がいきます。 白2は変な所に打ち込んできました。 自分の地を作りながら攻めるチャンスがやってきました。」 紫の上さん「黒3はオサエます。} しげ「黒3は双方の根拠になる地点で大事な所です。 白4とまともに逃げてきました。」 紫の上さん「黒9とカカリます。」 しげ「黒9で私なら右上隅でカカリっぱなしになっている白を攻めます。黒い、白ろ、黒はと打ちます。 碁は攻めにありという格言があります。 相手が無理気味な手を打ってくることは日常茶飯事です。そのとき、打ち過ぎを的確にとがめて、攻めることができるか。それが一局の勝敗を左右すると言っても過言ではありません。 黒19が攻めるチャンスでした。 黒9は大場ですが攻めの手ではありません。 右上隅の白はカカリぱなしで手抜きしています。本当は上辺にヒラいていなければなりません。 黒19は手抜きをとがめるチャンスでした。」 |
第3譜 10手 (通算21-30) |
紫の上さん「黒1はヒラキです。」 しげ「白2とケイマにカケます。黒3は打ちにくい手です。上辺が白っぽくなります。白4とノビて気持ちよさそうです。」 紫の上さん「黒3は、おかしい手でした。」 しげ「白6はコスミです。」 紫の上さん「黒9はヒラキます。」 しげ「黒9では10にハネたかったですね。白10で中が白っぽくなりました。」 |
第4譜 10手 (通算31-40) |
紫の上さん「黒1は生きを考えました。黒9と打ってみます。」 しげ「白10とカケツギます。黒9はお手伝いの手です。10の一路左のキリが解消されてしまいました。」 紫の上さん「黒9は悪手だったのですね。生きが心配でしたので黒9と打ってしまいました。」 しげ「生きが心配なのはよく分かります。」 |
第5譜 10手 (通算41-50) |
しげ「黒1は封鎖されないで中央へ出て大切な手です。私も黒1のノビを打ちます。八方にらみの手のように思えます。 全体を見ると 黒には弱い石がありません。 白は右上隅と右下隅の二箇所に弱い石があって黒優勢です。 この二箇所の白石をどう攻めるか。攻めながら得をするには・・・ じっくり考える局面だと思います。」 きら「 楽しく拝見しています。 白のサバキかたが見ものになってきました。 どのようなデータが入っているのかな? 」 紫の上さん「きらさん、どうしたものやら。黒7」 しげ「打ちたいところがたくさんあります。実力の現れるところです。 きらさん 投稿有難うございます。」 紫の上さん「黒9は迷ってしまいます。」 しげ「私なら黒9で黒い白ろ黒はと攻めていきます。黒の次の一手は白の根拠を奪うような手を考えたいですね。」 |
第6譜 10手 (通算51-60) 黒9ツグ(4 ) |
しげ「黒1に白2にツグとは思わなかった。 白は4とハネてくると思っていました。 黒3は白の根拠を奪いながら黒地を増やしたいですね。」 しげ「白△があるので3より4の方が確実に白の眼を奪って良さそうです。 △が無ければ3が良くなります。」 紫の上さん「黒5はアテます。」 しげ「黒3と打ったのを白4ととがめてきました。 白6とコウになり難しくなりました。」 紫の上さん「黒7は抜いてしまいます。さして黒9は4のところへコウを解消します。」 しげ「白10とツガないで左辺の黒を攻めてくると思っていました。 |
第7譜 15手 (通算61-75) |
紫の上さん「黒1に打たれたら不安ですので打っておきます。」 紫の上さん「黒5に打ちます。」 しげ「黒5では7のズリが普通だと思います。」 しげ「黒9のツメは良いところです。 白10と打ち込んできました。 考えどころです。 生かして先手を取るか それとも攻めるか、判断の難しいところです。」 紫の上さん「黒11はオサエます。」 紫の上さん「黒13は、ここだと思うのです。」 しげ「白14と出ていきます。読み比べですね。」 紫の上さん「黒15も出ていきます。」 しげ「黒15で一路左にオサえることもできるでしょうが読みが必要です。 読みきれないときは黒15の方が無難です。 黒15と打ったとき、天頂は 「コンビュータが投了しました。 黒の中押し勝ちです。」という表示がでました。 挽回不可能なときはいさぎよく投了の表示がでます。 私と天頂の対局は 二段に設定して四子局でやったときも投了の表示が出ました。 でも一番手ごたえのあったソフトでした。 紫の上さんさんは強いから設定を変えないと勝負にならないようです。 良かったですね。 聞きたい箇所があったらお知らせください。」 きら「紫の上さんが強いのは解っていましたが、(ホントですよ) 天頂さんの打ち方??? 石が重くなったときの シノギ 又重くなる予想が データとして入ってなかったのが 残念でした。 白の左上からの 尻押し、いっぺんで碁をダメにしました。」 |