| 活性化自己リンパ球療法 | ||||||||||||
| 本療法について、必要と判断した場合には、患者さんの遺伝子の解析、血清中の各種マーカーの測定などの検査を実施させていただく場合があります。また、臨床研究の一環としてm検査結果、培養記録及び臨床記録を学会等で公表させていただく場合もありますが、患者さんのお名前が解らないようにいたしますので、プライバシーが外部に漏れることは全くありません。 |
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| 1,活性化自己リンパ球療法の紹介 | ||||||||||||
| 活性化自己リンパ球投与療法は、当診療所と提携関係にあり共通研究医療機関を指導してくださる元国立ガンセンター室長の関根暉彬博士らのグループが、開発を行ってきた方法です。治療に用いるリンパ球は、採血後の血液中に含まれるリンパ球を約2週間刺激し培養することで、細胞数を約1000倍以上に増殖させます。この方法で活性化し投与された細胞のほとんどが活性化Tリンパ球です。Tリンパ球は、ウィルスに感染した細胞や癌細胞などの異常細胞を排除する役割を担っています。また、Tリンパ球の中にも様々な特異性を持った細胞がありますが、この培養方法はこれらTリンパ球を同じように増殖させますので、大変幅広い効果が期待できます。これらリンパ球を体外で活性化増殖させることによって、機能をさらに高めて治療に用いることを目的としています。 | ||||||||||||
| 2,活性化Tリンパ球の培養の概略 | ||||||||||||
| 患者さん自身から採血した末梢血(20〜50ml)からリンパ球を分離し、約2週間培養します。培養には、専用の特殊な培養液を用いますが、細胞の状態を良くするためにヒト血清を加えて培養します。細胞の培養には医療用の輸入「新鮮凍結血漿」を用います。この血漿は使用前に加熱処理を行い、さらに日本赤十字社の血漿と同じ項目の検査を実施し詳しいチェックを行います。また最終的にはこの成分は細胞を洗う段階で除去されてから輸注されますので、安全性には全く問題ないと考えております。 培養後のリンパ球数は、約1×109〜1010(採血時の約100〜1000倍)個になります。培養終了後、培養期間中に使用していた血清成分などを除くため、生理食塩水でリンパ球を洗浄し、最後に約200ml(患者が小児の場合は約100ml)の1%アルブミン加生理食塩水に浮遊させ、点滴用バッグに封入します。また、無菌試験、エンドトキシン試験によって、活性化リンパ球が細菌等に汚染されていないことを毎回確認しております。 |
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| 3、投与方法 | ||||||||||||
| リンパ球の投与は、リンパ球浮遊液の入った点滴用バッグ(テルモ分離バッグ300ml(小児の場合150ml)に輸血セットを連結して静脈内に点滴します。投与時間は、約1時間で実施します。 | ||||||||||||
| 4.採血スケジュール | ||||||||||||
| 活性化リンパ球培養は、培養の途中で一部を凍結保存して、必要な時に解凍し再度培養することができるので、一度の採血で2〜4回の投与が可能となります。 具体的には、リンパ球が問題なく増殖した場合概ね以下のようなスケジュールで行います。 初回:リンパ球療法開始前に採血します。この採血で2〜4回目分までの投与が可能です。 2回目リンパ球治療時:5回目以降分の採血を行います。 以降約4回の投与で1回の採血(月に1回)の間隔とお考え下さい。なお、リンパ球の増殖が悪い場合には、採血の頻度は増えますのでご理解ください。 |
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| 5.投与スケジュール | ||||||||||||
| 活性化リンパ球治療は、毎週1回計12回を1クールとして行います。その間、患者さんの希望、相談により投与間隔、投与回数などを変更することは可能です。また、1クール終了した時点で臨床効果(画像、腫瘍マーカー、自覚症状など)を判定し、その後の継続を検討します。 | ||||||||||||
| 6.効果 | ||||||||||||
| これまでに共通研究医療機関で約1400症例以上、肝臓癌、肺癌、脳腫瘍、胃癌、大腸癌など多種の癌の患者さんに活性化自己リンパ球投与を実施しております。 関根博士等は、肝臓癌の手術後にリンパ球療法を実施した患者さんと実施しない患者さんの無再発及延命効果を比較し、リンパ球療法が統計学的に優れていることを世界的に権威のある医学雑誌(ランセット)に発表しています。また、脳腫瘍、腎癌、前立腺癌、子宮癌などについても、関係各医療機関からその効果について報告されています。 一方、活性化リンパ球の効果は抗がん剤や放射線療法に比較すると、直接癌組織を縮小または消失させるような効果は弱いのですが、QOL*(生活の質)を良く改善します。抗がん剤などの場合、治療による強い副作用で長期入院を余儀なくされることがありますが、活性化リンパ球療法は、次項で説明するように副作用は大変軽く、むしろ在宅期間が延び、旅行に行ったり、好きな事が出来たり、といった症例が多くあります。 *QOL:「生活の質」と訳します。病状が進行した状態でも充実した生活を送れるように、という方向の治療が注目されています。 |
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| 7.副作用 | ||||||||||||
| 活性化リンパ球投与が原因と認められる死亡例はありません。また、化学療法剤(抗がん剤)の様な副作用はありません。 軽度の(37〜38℃)の発熱が認められる場合がありますが、解熱剤(ボルタレン坐剤等)の処置により対処できました。その他、本投与が原因と考えられる副作用は認められておりません。 |
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| 8.注意 | ||||||||||||
| 前項で説明したように副作用はほとんどありませんが、リンパ球の投与前に体調に異常(例えば発熱がある、等)を感じる場合には、必ず担当の先生にそのことを伝え、リンパ球の投与について指示を受けてください。 投与中に気分が悪くなるなどの病状が出た場合には、必ず担当の先生または看護師さんに伝え、指示を受けてください。 |
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| 9.費用 | ||||||||||||
| 治療費は、投与1回につき20万円となります。また、初回のみ、保証料として20万円を別途お預かりさせていただきます。初診料、相談料などはいただきません。お支払いは、投与1回のたびにお願いいたします。 お預かりした保証料については、検査が必要となった場合の費用、投与のキャンセルが発生した場合等に充当させていただき、1クール終了時(途中中止の場合を含む)に精算し、返金いたします。キャンセル料については、下記:費用に関するご案内を参照して下さい。 なお、不測の事由により費用の支払いが不可能となった場合、保証人の方に代行していただきます。 |
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| 10.プライバシーについて | ||||||||||||
| 本療法について、必要と判断した場合には、患者さんの遺伝子の解析、血清中の各種マーカーの測定などの検査を実施させていただく場合があります。また、臨床研究の一環としてm検査結果、培養記録及び臨床記録を学会等で公表させていただく場合もありますが、患者さんのお名前が解らないようにいたしますので、プライバシーが外部に漏れることは全くありません。 | ||||||||||||
| *.費用に関するご案内 | ||||||||||||
| 1) 実費 初回 :41万円(保証料20万円を含む) 2回目以降 :投与1回あたり21万円(消費税込み) 投与1回のたびのお支払いをお願いいたします。当院にて直接お支払いいただくか、銀行振り込みでお願いいたします。(振り込み手数料は、患者様負担でお願いいたします。) 2) 投与中止におけるキャンセル料 患者さまのご都合により投与を中止される場合は、投与1回あたり以下の通りの金額を申し受けます。 |
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